母親が迫害され、未成年の息子は精神状態がおかしくなった
(明慧日本)吉林市龍潭区缸ヨウ鎮在住の法輪功修煉者・朱艶さんは「真・善・忍」を信仰したという理由でしばしば迫害に遭い、2回に亘って不法に労働教養された。現在朱艶さんは長春市黒嘴子労教所第六大隊に監禁され迫害され1年経っている。この1年間朱さんの息子の曹陽君は外で僕には家がない、僕には家がないと大声で叫ぶようになり、精神状態が不安定になってしまい、自力で生活が出来なくなった。
2009年5月26日、朱艶さんの家族は彼女と面会するために労働教養所に向かった。しかし、正当な要求は第六大隊に拒否された。理由は以前に朱さんの娘が1人で面会することだけ許可しているからだという。朱さんの家族には法輪功の修煉者が多いので面会する時に法輪功の師父の経文を持ち込むことを怖がっている。
朱艶さんには本来幸せな家庭があり、家族4人で幸せな日々を送っていた。しかし、中共は不法に法輪功を迫害してから夫婦は離れ離れにならなければならなくなった。幼い息子と娘の面倒を見る人もいない。小さい頃から母と父の愛を失い、路頭に迷い行く場所はない。生きるために幼い子供たちは自分で何とかしなければならなくなった。1999年、朱艶さんが迫害された当時娘は10歳で、息子は12歳だった。
2005年、朱艶さんは道を歩いているところを吉林市龍潭区缸?鎮公安出張所に強制的に連行され、不法に1年半労働教養された。その間、家に幼い子供2人が残されていた。2人は生活費もなく、頼れる人もいない。子供たちは仕方がない状況で公安局を訪れ母の釈放を求めた。しかし、釈放するどころか、幼い息子は缸?鎮公安出張所所長の陳新柱らに強く打たれて暴行を受け大怪我を負った。娘も打たれて、髪の毛を引っ張られ着ている衣服まで破れ、大勢の住民が今回の暴行を見ていた。
朱艶さんが釈放されてから缸ヨウ鎮公安出張所の悪辣な警察の王連生らは時々自宅に侵入し嫌がらせをした。この時、息子の曹陽君は脅迫され精神状態が崩れて不安定になった。追い詰められた朱さんは幼い子供2人を連れて家を離れて出稼ぎ労働をして生活をしていた。母の愛のもとで息子の精神状態が正常に戻った。
2005年5月13日、朱艶さんは自宅に帰って間もなく出張所の元所長の陳新柱が転勤して、新所長の張中海が就任した。缸ヨウ鎮公安出張所は上層部の命令に従ってオリンピックを前に法輪功修煉者を連行する「任務」と「指標」を下された。数人の警官らが朱艶さんの自宅に突入した時、朱さんは家で息子と2人でいた。突然の侵入に息子は驚き、目の前で母が強制的に連行され、その後また懲役1年半を下され、長春市黒嘴子労教所第六大隊に監禁された。
朱艶さんが労働教養所に入れられ迫害されてから3カ月経っても家族との面会を許さなかった。娘が自分の母に衣類を送りたいという要求に対しても許さず、朱さんを狭い牢屋に入れて残虐に迫害した。ある日、娘が泣きながら母に会いたいと訴えたので、仕方なく労働教養所は娘1人を母に会わせた。今、朱さんの家には強盗が入り物品が全部盗まれた。食事を作るときに使っていたガス缶も盗まれた。せっかく回復していた息子の曹陽君の病気がまた酷くなって精神状態が完全に崩れておかしくなった。現在吉林省長春市第六人民医院(精神病院)に入院中である。
5月26日、家族は朱さんと面会のために労働教養所を訪れたが拒否された。労働教養所に何故面会させないのか聞くと、法輪功を修煉している人は会わせないと言い、娘1人だけ面会を許した。現在、息子の安否が心配で、病気の息子の面倒を見る人が傍にいない。
(注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語ページを参照)
2009年6月4日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/1/202020.html)
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