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大法を修煉して人生を取り戻し、真相を広く伝え、三退を勧める


文/台湾の法輪大法弟子

(明慧日本)皆さん、こんにちは、

自分はちっぽけな者で、数年来修煉した微々たる体験を発表すべきかどうか迷っています。しかし、衆生済度のそれぞれのプロジェクトは小さな粒子の参加によって維持されています。どんなに微々たる修煉体験であっても、勇気をもって発表し交流すべきだと思いました。

私は2000年4月から修煉を始めました。当初は病気を治し健康な身体を作るのが目的でした。修煉を始めた頃は産後の身体で、健康状態はますます悪化し、骨質増殖、椎間板ヘルニア、不整脈などの病気を患い、毎日のように風邪をひいていました。2人の子供の面倒を見る気力がなく、1人の子供は託児所に預け、もう1人の子供を自分で世話していました。私の実家には既に身内がいないので、手助けをしてくれる人が無く、極度の苦しみの中で生活していました。私は神頼みや占いにすがったこともあり、安逸を求めて、お寺で佛絵を書くボランティア活動に数年間参加したこともありました。

しかし、自分が探して求めていたものに出遭えなかったのです。私は子供の頃に甘やかされて育てられ、幸せな家庭から一家が分散し肉親を失いました。人生の起伏がこんなに激しいのは、何故なのか? 結婚後も夫との口論が絶えず、我が家では毎日武術の映画を演じているようでした。隣の神殿まで迷惑を掛けてしまい、神主は何時も祈祷してくださったのですが、特に効き目がなかったのでした。それから、札を書いてもらったり、線香を焚いたり、札を貼ったりなども試してみたのですが、全く変わらなかったのです。元からマージャンにのめり込んだ夫は喧嘩が原因で、徹夜でマージャンをするようになり、家に戻らなくなったのです。

私はやがて鬱病となり、病状がますます悪くなっていきました。ある日、私は子供を連れて重い足で神社に向かいました。神主は私に心から神を拝み、衆生を済度することを学ぶよう勧めてくれました。私は疑問を感じました。言われたようにすれば解脱できるのですか? ここは正法なのでしようか? 例え、ここで、仏、道、神を学んだからと言って、自分の心が帰属するべきところを、探し当てることが出来るとは思えませんでした。私は自分で修煉出来る正法門で修煉すると決め、子供を連れて家に戻りました。

しばらくしてから、テレビで大陸の警察が法輪功修煉者を捕らえるニュースを見ました。同時に新聞で台湾大学の教授が法輪功を推薦する論文を読み、嬉しさがこみ上げ、アー! 神よ! これこそ私が待ち続けていた修煉法門だと心の中で叫びました。そして、急いで書店に行き大法の経文『転法輪』を購入し、読み始めたのです。待ち切れずに煉功図解を見ながら煉功し始めたのですが、目の前に人がいて微笑みながら私を励まし、私の煉功を見守ってくださっていたのです。その時は師父の法身と知らなかったのですが、おかしいとも思いませんでした。煉功が終わってから、再び『転法輪』を読み始め、驚きました。本の中に書いてあるような状態を先ほど感じたのです。その時は自分が生まれ変わったように感じました。

1週間後に奇跡が起きました。長年苦しんできたすべての病気が消えたのです。気力と精力が戻り、重い荷物を持っても飛ぶように階段を登ることが出来るようになり、家の中を綺麗に掃除し、託児所に預けていた子供も自分で見ることにしました。心の中はなにか妙薬でも飲んだように落ち着き、家庭の雰囲気も一変しました。夫も驚きを隠せず、一緒に煉功を始め、家に戻り真面目になり、大法が超常であることを充分に体験したのです。そして、私は煉功点での集団学法に参加し、毎日昇華していくのを実感しました。

尊い中国人を救い済度するため、私は時間制限の無い、しかも経済的なインタネットを利用して真相を伝えることにしました。パソコン恐怖症の私は、初めはマウスの持ち方さえも分からなかったのです。それに加え自分には正念がなく、心理状態が不安定な上、パソコンによくトラブルが発生しました。それでも、師父のお導きと同修の協力があったからこそ、困難の道のりを乗り越えることが出来、今日まで歩むことが出来ました。2007年から、今日まで「三退」を勧めた結果5千3百人に達したのです。その数字は自分も信じられないほどです。

インタネットで真相を伝えるまでは、手紙を書いたり、電話を掛けたりしていました。しかし、インタネットで真相を伝えますと自分の多くの悪い心を発見することが出来ます。ネットの利用者は、考え方や性格も違い、言いたい放題なのです。質問をする人もいれば、罵る人もおり、スケベな人がいれば、変態な人もおり、共産党文化の思想を持つ人もいれば、闘争に明け暮れる人もおり、勿論、善良な人もいます。とにかく名誉、利益、色欲、怒りなどの話が出てきます。そして、人を迷わせやすいのです。真に師父が『洪吟』の中でおっしゃいましたように「世界十悪」の縮図でした。

ネットで真相を伝えるのは行脚のようであり、心性が試され、自分を練磨し、電話をかけたときより多くの執着心を取り除くことが出来、衆生と悠然と語ることが出来るようになりました。ですから、この機会をお借りして同修にネットでの真相伝えをお勧めしたいと思います。これは、全体が強調するための法力が備わった武器であり、師父の「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)なのですから、私達はマウスさえ叩いて、心をこめれば衆生は救われ、師父の広大な慈悲を感じることが出来、師父に随って正法できると言うことは、この上なく幸福なのです。

ある時期、私は重い病業が現われました。心の中で強い一念を発して旧勢力の按排をすべて否定しました。私は何時もの通りにパソコンを操作し、真相を伝えました。すると病業が消え去ったのです。

『共産党に対する九つの論評』が出版されてからは、ネットの友人の迷いを取り除き、真相伝えは日ごとによい効果を得られるようになりました。『共産党に対する九つの論評』の広がりによって、硬化した共産党の文化思想を解体し、「三退」を勧めやすくなり、救い済度するスピードが加速したのです。私のようなパソコン恐怖症の人間でも、パソコンを使い人々を済度できるようになり、私達の煉功点では、同修達が私と同じようにパソコンを使い始めたのです。そして、技術交流グループを立ち上げ、最初はパソコンに触れたことの無い同修達が、やがてパソコンを使いこなせるようになりました。明慧ネットで発表された80歳の同修がネットを利用して真相を伝える体験談を読み、励まされたのです。

勿論、修煉は順風満帆ではなく、真相を伝える中で挫折を味わったこともあり、同修それぞれが出遭った問題は違いますが、時間配分、家族の理解、パソコンに関する技術、忍耐、ネットが封鎖されたとき突破する勇気があるかどうか、これらは真相を伝える上に於いて乗り越えなければならない問題なのです。しかし、どうであれ個人の観念を放下することが出来れば、その問題は小さくなり、最後にその問題は何でもなくなります。

同修達よ! 正法は終わりに近づいています。与えられた機会がますます少なくなっていきます。実修の中で時間を大切にし、多くの衆生が救い済度されるのを待っています。時にはパソコンを開いてこちらから呼びかけしていないのに、彼らが「神よ! 助けてください、私達を救い済度に来てくださったのでしよう! 貴方たちは偉大なる神です、有難うございました」と叫ぶのです。正法の進展に伴い、彼らはますます真相を理解するようになり、説明すら要らず、多くの人は聞いたたけで「三退」するのです。ですから同修にお勧めします。ネットを使い彼らに「三退」させる情報網を提供し、衆生が救い済度されるのを助けましょう!

以上は少しばかりの修煉体験です。浅はかな認識と引用で、中に欠点や法に適合していない表現があれば、忌憚なく誤りを指摘して正して下さい。


2008年6月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/18/201109.html