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山東省平度市:姜彩芳さんが受けた迫害

(明慧日本)2009年3月2日午前、山東省平度市万家鎮磚西キュウ村の法輪功修煉者・姜彩芳さんが、万家鎮の市場で人々に迫害の真相を伝えていたところ、万家鎮派出所の警官・宇涛の指示で尾行していた私服警官にビデオ撮影された。そして、現場の警官は5〜6人の警官を応援に呼び、姜さんは多数の警官に殴打され、派出所へ連行された。姜さんは派出所で警官に真相を伝えたため、さらに殴打され、派出所の警官・劉杰、宇涛、磚西キュウ村の共産党書記・馬書豪は、家族から1千500元を騙し取った。その上、姜さんを王村労働教養所に送り、1年の労働教養を科した。

2006年12月24日、万家鎮派出所の所長・宇涛と、副所長・王旭州(2008年に平度市の610弁公室から転勤)は、信訪弁(陳情受付係り)主任・杜瑞花らの指揮の下で、7〜8人の警官と、馬書記の道案内で姜さん宅に不法進入した。夕食を作っていた姜さんを連行し、家の隅々まで徹底的に探し、大法書籍、真相資料及びパソコンなどの貴重品を奪い去った。

悪辣な警官・宇涛、劉杰は、姜さんを連行する際に、姜さんの髪を掴んで、頭を壁にぶつけたり、平手打ちしたり、足で蹴ったり、書物を棒状にして頭を叩いたりした。警官はくたくたになるまで暴力を振るった。後日、家族に対して1万5千元を要求し、家族は姜さんが危険に晒されるのを恐れて、仕方なく要求通りに金を渡したので、姜さんは釈放された。

共産党書記・馬書豪は書記になってから、宇涛、杜瑞花らと結託して、村の法輪功修煉者を迫害しようと企み、そのチャンスを伺っていた。そのため、村の人々に対し、この村に姜彩芳さんや他の修煉者がいるため、鎮が道路を作らない等とデマを流し、村民に反感を抱かせ、思うままに迫害しょうと思っていた。しかし、可笑しい話で、法輪功を修煉し善い人を目指すことと、道路を作ることと何の関係があるのか? しかも、道路を作るかどうかは国が決めることで、予算も(実質は国民の金)国が決めるのである。他の村にも多くの修煉者がいるが、何故、その話が出ないのか? 道路を作らないという話は全くのでたらめであり、実は村民もそれをよく知っており、迫害を恐れて口に出さないだけである。もっと明確に言うと、宇と馬は職権を利用して修煉者を迫害し、自らの官職を守りたいたけなのである。

家に戻った姜さんは自身が受けた迫害を、インターネットを通じて暴露した。このことを知った劉と馬はわざわざ姜さんを訪ねて来て「このことを公にしないように言ったではないか、誰の指図で暴露したのか?」と、問い詰めた。宇、劉、馬らのこの一連の行動は、彼らが結託している証しであり、彼らは上層部をごまかし、部下を欺くという手段を用いていた。騙し取った1万5千元は山分けしたのである。このことが暴露され、その事実関係を揉み消そうとしている。実はこれは氷山の一角にしか過ぎず、万家鎮だけでも修煉者から10万元を越す金額が騙し取られ、その金は宇、劉などの警官が山分けしたのである。

姜さんの夫・馬海洋さん(修煉者ではない)は、精神的に大きなダメージを受け、将来に希望を持てず、3月20日に農薬を飲み自殺を図った。家族の発見が早かったため、病院に運ばれて一命を取り留めた。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

2009年6月7日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/18/201133.html