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江西省:瑞昌市の法輪功修煉者・黄朝武さんは迫害により死亡

(明慧日本)江西省瑞昌市の法輪功修煉者・黄朝武さんは、九江市の馬家ロン労働教養所で迫害され、危篤状態に陥った。2008年8月末、83歳の父親(かつて瑞昌県公安局の指導官だった)の保証により家に帰った。家に帰っても、労働教養所の警官に何回も私生活を侵害された。黄さんは2009年5月23日、迫害により死亡した。

 中国共産邪党が法輪功への迫害を開始して以来、黄さん(50歳前後)は何回も不法に拘禁され、不法に労働教養を科された。2003年12月3日、黄さんが大法の真相資料を配っていた時、警官に連行され、瑞昌市留置場に送られた。黄さんは迫害に抗議して、15日間断食した。その後、1年10カ月(刑期を1カ月加算された)の労働教養を科された。

 2007年5月19日、黄さんは人に真相を伝え「三退」を勧めたという通報を口実に、瑞昌市公安局のマ頭支局の警官5人が黄さんの家に侵入し、黄さんを連行した。公安支局に連行された黄さんは、警官らに囲まれて殴られた。手錠をかけられた両手は血まみれだった。

 黄さんは不法に瑞昌市の万宝山留置場に拘禁された後、2年の労働教養を科された。馬家ロン労働教養所に移送され、迫害を受けた。教養所の警官・柯華などは、黄さんの「真・善・忍」の信奉を放棄させるため、労働教養を減刑すると言ったり、麻薬犯に指図して、黄さんを猛打させたりした。警官は、「死ぬほど殴ってもいい、よく見えないところを殴ったほうが良い」という指示をした。そのため、黄さんは1年の間に何回も危篤状態に陥った。

 2008年8月21日、黄さんの妻は、黄さんが馬家ロン労働教養所の警官の迫害により、危篤状態であるという確実な情報を得た。妻は、姉と一緒に、黄さんの83歳の父親・黄少江さんを支え、8月22日に労働教養所に行った。父親は息子の様子を見て驚いた。板の上に昏睡状態の息子がいた。父親は怒り出し、「こんな状態になっているのに何で釈放しないのか、早く釈放しなさい。私は息子を連れて帰る」と要求した。労働教養所は1カ月間の帰宅に同意したが、条件つきだった。父親に保証書を書かせた。保証書とは、「家に帰っても、煉功、学法はしないこと。法輪功修煉者と接触しないこと。労働教養所で迫害を受けたことを暴露しないこと」などの内容だった。

 黄さんは帰宅後、自力で生活ができず、介護が必要だった。1カ月の間に、馬家ロン労働教養所の警官は4回も黄さんの家に来て騒ぎ立てた。警官は、黄さんを再び労働教養所に連れ戻して、迫害を続けるつもりだった。黄さんは迫害により、身体がやせ細り、非常に衰弱していたが、2009年5月23日に死亡した。

  2009年6月7日


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/7/202344.html