日本明慧
■印刷版   

「悪い事」を「良い事」に変える


文/遼寧省の大法弟子

(明慧日本)昨年、中国共産党は「オリンピック期間の安全を保つ」という口実で、私の住む小さな町の大法弟子を不法に連行し、監禁しました。多くの大法弟子は旅行することも禁止され、24時間監視されました。ここで私は不法に監視されていた間の修煉体験を語りたいと思います。

 不法に監視された後、私は警官が朝と夜を2部に分けて、毎回2〜3人が順番で交代し、監視していることに気付きました。このような体勢で監視することについて付近の住民は「こんなやり方は酷すぎます」とか、「国家は一体どのくらいのお金を使っているのか?」などと言っていました。真相を分かっている住民がじっと見ていると、警官が「何を見ている?」と聞くので、「あなたたち警察はちゃんとやるべきことをやらなくちゃ、良い人ばかりを見張っていますね」と答えました。

 こんな時はどういう風に対応すべきでしょうか? 私は法を学び、心境は穏やかでした。学法を通して自信が出来、正しい態度で警官を必ず救い済度しよう。普段は探したくても見つからないのに、今、私の目の前に来た機会に、真相を伝え、警官に理解させて、悪い事を良い事に変えたい」と思いました。
 
 ある日、スーパーに買い物に行くと、警官もついて来ました。私はまったく恐怖心がなく、知らないふりをしていました。数日後、彼らに「あなたたちは知っていますか? 私をつけて来たということは縁があるということですよ」と言いました。中の1人は「そうですね。私は最初からあなたの事をよく知っているように感じました。(これは実際、彼の分かっている一面が真相を知りたがっていました)」と言いました。さらに数日後、また警官に「私はなぜあなたたちに家族のように接し、抗議しなかったのか分かりますか? あなたたちが好きでこんな事をやっているのではないと分かっているからです。生活のために共産党に利用されており、同じ被害者です」と言いました。

そして異常気象や、南部の水害、四川の地震を実例として話し、共産党がすべての災害の元だと説明して、警官もだんだん真相を受け入れました。警官に、中国共産党とその関連組織から脱退すれば、災難が来た時に助かると、大紀元が2005年に公告したことを伝えました。2人の警官が共産党から脱退し、そして私に「おばさんはすごく優しい人ですね」と言いました。

今回、自らの体験を通して、一念の違いで物事が変わると認識し、常人と神の違いが分かりました。私たちは必ず厳しく自分に要求し、毎日徹底的にどんな事でも人の心を取り除き、神の一念を現しましょう。監視されていた間はどうやって耐えてきましたか? と同修に聞かれましたが、私は学法すること、煉功すること、正念を発すること以外に、毎回家を出る時、必ず師父にご加持をしてくださるようにお願いしました。

2009年6月8日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/6/202313.html