山東省:老年の法輪功修煉者が連行され、棗庄炭鉱監獄へ投獄された
(明慧日本)2009年3月2日、山東省タン城県の中共当局の役人らが民家に不法侵入し、紅花鎮大院子郷黄溝崖村に在住の法輪功修煉者・問徳懐さん(60歳前後)を再び連行した。2009年4月上旬、長期にわたる迫害によって、「真・善・忍」に対する信仰の放棄をさせようとしたが、失敗に終わり、タン城県の610弁公室の頭目・劉玉紅らは、問さんを棗庄炭鉱監獄に送り更なる迫害を続けている。
問さんは2007年に、山東省第二男子労働教養所で、6カ月の残酷な迫害を受け、生命の危機に晒され、病院で検査した結果「虚血性心筋症」と診断された。労働教養所は人の不幸を利用し、5千元を奪った上で問さんを釈放した。この5千元は農民の問さんにとって、1年間汗と涙を流して働いても返せるほどの金額ではないのである。
問さんの奥さんは早くから亡くなっており、1人で畑を耕して設計を立てていた。年老いた両親を養わなければならなかったので、日常生活は貧しかった。最近、問さんは幾度も不法に連行され、収容され、労働教養を受けさせられていた。役人らは自宅に行ってはチンピラのように暴れだし、落ち着いて生活も出来ず、家族の人に多大な苦痛を味合わせていた。元から経済的に余裕がなかった問さん一家は、5千元を役人に強要され、経済的にますます困窮した。2007年1月22日の午後、問さんは出先で商工局の身上検査を受けて、『共産党に対する九つの論評』の書籍を持参していたため、その場で監禁された後、交番に渡され、不法な労働教養を受けさせられた。
山東省第二男子労働教養所の(王村労働教養所とも言う)第7分隊に収容された問さんは、「真・善・忍」に基づいて善い人を目指すことを諦めなかったため、顔を壁に向けさせて座らせた。それから、食事の摂取量が多すぎるという理由をつけ、わざと食事の量を減らされた。問さんはこの迫害に対して、ハンストをもって抗議し、ハンストの期間は70日間に達していた。それでも迫害され続け、問さんは息絶え絶えになって、病院で検査を受け「虚血性心筋症」と分かり、10数日の治療を受け、第7分隊の警官らは家族から5千元を騙し取った後、釈放された。
家に戻ってから数日しか経たないうちに、2008年7月15日、政府の役人らが再び問さんを連行した。そして、県の610弁公室の頭目・劉玉紅の指示により、臨沂洗脳班に送り込まれ、66日の不法洗脳教育を受けさせられていた。
2009年の正月を前に、新沂市の610弁公室の人らは、絶え間なく問さんの自宅に行っては不法な家宅捜査を行い、問さんを連行しようとしたが失敗に終わった。この度の連行しようとしたそもそも原因は、情報によれば、問さんは釈放された後、アルバイトをしていた家の主は県の某局の局長で、問さんの働きぶりに満足し、善良で真面目な問さんを褒めていた。問さんは自分の現われはすべて法輪功を修煉したからで、中共の法輪功に対する迫害は間違っていると真相を伝えた。この情報を聞きつけた610弁公室の人らが再び問さんを連行しようと企んだのである。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年6月8日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/23/201484.html)
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