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10才の大法小弟子の修煉物語

(明慧日本)私は河北省の大法小弟子(10)で、1人の古い修煉者でもあります。年齢はまだ幼いですが、経験したことは少なくなく、母はいつも私の小さい時のことを話しています。

 ある日母が正念を発していたとき、邪悪の妨害はとても大きく、母は正念の口訣を黙読できず、物を持ってむやみに投げたりしていました。突然私は声を出して「法正乾坤、邪悪全滅」と暗唱しました。母が振り返って見ると、私はまだ寝ていました。しかし私の声はなお空中から聞こえており、母がこれは私の主元神が他の空間で彼女と一緒に正念を発しているのだと悟りました。その時私は2才余りでした。父は当時大法のことをあまり理解しておらず、ある日テレビ番組の中で大法のことを中傷しており、父もそれに従って罵り始めました。私は、「あなたはでたらめを言っています」と大声で彼を責め立てました。父は即座に黙って罵る勇気がなくなりました。母はこれが2才の子供が話す言葉でしょうかと言いました。今では父は、私と母が修煉することをとても支持してくれています。

 私が2才8カ月の時、母は私を連れて北京天安門の前で「法輪大法好(法輪大法は素晴らしいの意)」と叫ぶことにしました。母は私の態度が大法弟子らしく確固としていると言い、警官が母の髪の毛をつかんで蹴ったり殴ったりした時、私は直ちに警官に、「あなたたちは誰ですか? 何がしたいのですか? 放せ、放せ」と言いました。母は私が肝要な時いつも予想もできない言葉を言いだすので、私は生まれつき法を得ていて、法を守るために来ているのだと話しました。

 母が留置場に入った時、私は母が恋しくなったりして、いつも夜中に泣いて目が覚めていました。幼稚園の子供はいつも私にお母さんがいない、私のお母さんが死んだと虐めました。あの時私の心はとても悲しく、母にすぐにでも帰ってきてほしいと思い、毎日のように父と一緒に母のアルバムを開けてみていました。ある日私は泣きながら母に会いたいと言いました。父は、「私もお母さんに会いたいです」と言いました。私は父に、「あなたには母がいるでしょう? なのに、どうして私の母に会いたいと言うのですか?」と言ったとたん、私たちは一緒に泣き出してしまいました。

 私は時々他の空間の光景を見ることができます。たとえば母と同修が法を学び終わって、彼女たちの身体から黒いものが出ていこうとしてまだ成長している光景を見ました。私が煉功する時、目の前に菩薩が飛んでいるのが見えて、師父が私を励ましているのだと思いました。

 時たま母は邁進しなくなり、私は夢の中で飛んでいるとき突然母がいなくなって、どうしても探し出すことができなかったのです。更に上へと探しにいき、師父に会いました。そして師父に、「母を見かけましたか」と尋ねると、師父の表情はとても悲しそうで、母がもう駄目なのかと思うほどでした。私はまた夢で多くの同修が天上で邪悪を取り除く光景を見ました。その光景はとても壮観でした。同修たちはそれを聞いて自信が出てきて、これは師父が私たちに邁進するように励ましているのだと分かりました。

 とても重い病業の難関を乗り越える時、母は私に大丈夫、人心を捨ててね、修煉者は師父が守ってくださるからと励ましてくれ、結果は急速に関門を乗り越えました。この数年間私は薬を飲んだことがないため、父も大法の不思議さに感心しました。父はある日ひどい病気になった時、功を煉り、結局薬を飲まずに全快することができました。

 今4年生になって学業が忙しくなってきました。普段法を学ぶ時間がなくて、学校が休みの間だけはなるべく法を学んで功を煉り、いつも母と一緒に真相資料を配ったり、貼り付けたりしています。時間があれば学友にも真相を伝えますが、しかしまだまだ不十分なところが多く、特に心性に関しては高める余地が多々あると思っています。これからも師父の言われる通りに行い、三つの事をよく行うように勇猛邁進したいと思います。

2009年6月8日


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/3/202146.html