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ブルガリアで法輪功の真相を伝える

(明慧日本)ブルガリアはバルカン半島に位置しており、人口600万人ほどの国である。5月下旬から、ブルガリア、ウクライナ、スペインなどの法輪功修煉者は、一緒に真相伝え、ブルガリアで初めて国際法会、パレード、集会を催した。この活動は、現地の少ない修煉者たちにとって、容易なことではなかった。

 
集会

前国会議員のエドウィン・スガレフ氏

バルカン地区の法輪功修煉者(パレード)

ブルガリアで行われた法会

5月25日、各国からやってきた法輪功修煉者、その他のサポーター達はブルガリアの首都ソフィアの中国大使館前で集会を行い、中国共産党の法輪功に対する迫害に抗議した。

 ドイツから来た劉微さんは、自分が法輪功を修煉しているというだけで、労働教養所に監禁された経歴を述べた。そして、修煉者を拷問、虐殺、謀殺し、生体から臓器を摘出して高額で売買するなどの、中国の悲惨な蛮行を暴露した。

 集会の中で、ブルガリア法輪大法学会はブルガリア政府への公開状を読み上げ、同時に外務省、国会、内閣府と国家文化センターへも同じく送付すると示した。

 公開状の中で、ブルガリア政府が中国共産党からのプレッシャーを受けず、中国国内での中国共産党の人権侵害を暴露し、世界的に明るみに出して、中国共産党の迫害事実を制止するよう呼びかけた。

 ブルガリアのヘルシンキ理事会成員・エミル・カン氏、前国会議員・エドウィン・スガレフ氏、緑の党員のイワン・コスタジョフ氏らはそれぞれ集会で発言し、迫害を制止させようと表明した。

 ブルガリアの法輪大法学会のクリメナ・クルモワさんは、次のように述べた。「今回の活動はセルビア、ルーマニア、ギリシャ、トルコ、ウクライナ、スペイン、オーストリア、バルカン地区及び近辺の修煉者が参加しました。一番遠くからはアメリカから来た修煉者もいます。中国共産党が法輪功修煉者の生体から臓器を摘出して高額で売買する卑劣な行為を人々に伝えて、皆驚きました。信じられないと思います。ブルガリアが共産主義に統治された時代を思い出し、無辜な民衆は自分の信仰が原因で拘禁、謀殺されていた時代もあったので、皆はそのような行為を未だに恐れています」

 ルーマニアの法輪大法学会副会長のクリスティナ・フルマンさんはバルカンの行動が良い作用を働いて欲しいと期待した。そして、「私達はルーマニアからやってきました。今回の集会とパレードに参加したのは、自分達の力で中国共産党の法輪功へ対する迫害を制止するよう望んでいます。迫害の真相を聞いた人々はすべて嘆願書に署名してくれました。私達は、各国から100万の署名を集め、その署名を政府に渡します。みんなの力でよい効果を得られると信じています」と話した。

 2009年6月8日


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/4/202232.html