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迫害で身体障害者になった黄勇輝さんは、再び家財を没収された

(明慧日本)長沙市の法輪功修煉者・黄勇輝さんは、10年の間に何回も監禁され、さまざまな迫害を受けたため、身体に障害が残り、労働能力を失ってしまった。2009年5月27日、黄さんは再び警官に自宅に侵入され、家財を没収された。

 2009年5月27日、長沙市の裕南街派出所の警官・劉長明、王と真相がわからない住民・袁の3人は、突然長沙市天心区東瓜山に住んでいる黄さんの自宅に侵入した。何の証明書の提示もなく、法律の手続きもないまま、黄さんの家を捜査し、大法の書籍と関係資料を持ち去った。

 1999年7月から、中国共産党政権が法輪功を迫害して以来、黄さんは「真・善・忍」の信奉を堅持したため、10年の間、長沙市の天心区公安局、裕南街の政府、派出所、東瓜山の居民委員会に長期に監視され、尾行された。また、数回も家財を没収され、洗脳班や拘留所に送られて、不法な判決を下されるなどの迫害を受けた。

 黄さんと両親は1995年から、法輪功を修煉し始めた。病弱だった両親は修煉した後、健康を取り戻した。しかし、法輪功への迫害が始まって1カ月後、父は、その迫害に怒りながら亡くなった。

 1999年12月5日、黄さんは法輪功の正しさを陳情をするために、北京へ行ったが、北京で連行され、4日間拘禁された。地元に戻った後も15日間拘禁された。

 黄さんは大法の修煉を続けたため、2001年に、3年の不法な判決を下された。益陽赤山刑務所に入れられた黄さんは、囚人服の着用や、奴隷のような労働を拒否し、学法、煉功を続けた。そのため、刑務所で酷く迫害され、危篤状態になった。その状況を知った母は「『真・善・忍』に従う息子は間違っていない、政府は良い人になることを許さないのか」と大きなショックを受けて、亡くなった。黄さんはいまだに身体に障害があり、普通の人のように歩けず、手もねじ曲がって変形し、労働能力も喪失した。 

 2005年6月、黄さんは、再び長沙市のロ−刀河洗脳班に連行され、迫害を受けた。

 2006年6月29日、黄さんは家の近くの道で、警官・劉長明と真相がわからない住民の周湘玲に連行された。そして新開鋪労働教養所に送られ、労働教養1年半を科された。

 「敏感日」(2008年の北京五輪、2009年の法輪大法デーなど)になると、長沙市の「610弁公室」と居民委員会は2人の城市管理人員を派遣し、黄さんの家に泊まり込み、黄さんが家から出ないように、黄さんの人身の自由を制限した。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語ページを参照)

  2009年6月9日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/6/202295.html