旧勢力を認識する過程はすなわち旧勢力を解体する過程である
(明慧日本)最近ある出来事があり、そのことで、私はより深く法を理解することができました。
ごく最近、身体の変化で、欲望がまた戻ってきたように感じるようになりました。初めは、まだ結婚していないから大丈夫だと思って気にしませんでした。これが原因で、ずっとこの関をよく乗り越えられませんでした。
ある日、かつて一緒に仕事をした同僚から携帯メールがありましたが、私は意に介しませんでした。するとそのすぐ後に、彼は電話をしてきて、「一緒に食事をしよう」と誘いましたが、私は断りました。以前の私であれば、とても反感をもってしまっていたでしょうが、それは人の念であることに気づき、心は動じませんでした。
その後、この村のろくでなしが私に電話をしてきて「法輪功を習いたい」と言い、私に「夜、私の家に来てもらえないか?」と聞きました。私は「少しおかしいのでは?」と思って行きませんでした。
翌日、昨日電話をしてきた男性と道ばたで出会いました。彼は「今、家に来て法輪功について紹介してもらいたい」と言いました。その時、私は彼に法輪功に対して理解してもらいたいため、彼の家にすぐに行きました。家には彼1人がいて、入ってから彼はドアに鍵をかけました。私は警戒心を持ちながら、彼に真相を話しました。初めはちゃんと聞いてくれそうでしたが、少し経つと下品な言葉を使い、甚だしきに至っては良くない挙動さえありました。私は師父に「私は真相を話し終わりました。師父、私は家に帰りたいのです」と話しました。そこで彼はドアを開き、私は彼の家から出て行きました。
家に帰ってから私は発正念をして、彼を操っている一切の邪悪な要素を取り除きました。同時に師父の法である、「するとそこへ魔が来て彼を脅かしたり、美女に化けて彼を誘惑するなど、あらゆることが起こります」(『転法輪』)を思い浮かべながら正念を強くしました。
夜になって、私は突然恐怖心が生じました。もしかして、彼は私の話を録音して私を脅すのではないか、などのいろいろな考えが生じてきました。しかし、私は直ちに正念でこれらの考えを排除しました。私は落ち着いて、この間のことを振り返ってみました。私は、これは師父の按排ではなく、邪悪の手段だと悟りました。私は完全にこれらを否定し、認めてはならないと考えながら、同時に内に向かって探し、暴露された執着心を取り除きました。
本当に師父が経文『正念』の中でおっしゃった通りです。「大法弟子は既に衆生が救われる唯一の希望となりました。ですから、より有効に法を正す作用を発揮するために、皆さんは真相を伝える際、必ず正念を発することを重要視しなければなりません。邪悪から隙に付け入られないように、邪悪、及び自分自身にある問題をその都度根絶すべきです」
この件を通じて、私は自分の執着心が見つかりました。人のものは全て捨て去るべきで、長時間捨てられなければ、邪悪に隙に乗じられて三つのことに影響を与えます。
また、恐怖心が生じた時、往々にして良くないことばかり考えます。私は、学法を通じて、恐怖心を捨て去りました。師父はこのようにおっしゃいました。「現在あなたが身を置いている環境から、そうではない別の状態を認識してはなりません」(『転法輪』)
だから私は、旧勢力を認識する過程は、すなわち旧勢力を解体する過程だと分かりました。
2009年6月9日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/7/202303.html)
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