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陝西省の女子刑務所で法輪功修煉者を迫害する事実

(明慧日本)2007年から2008年まで、陝西省の女子刑務所は上司から定められた70%の「法輪功修煉者の転向率」を達成するために、修煉者に対して残酷な迫害を行って苦しめている。彼らは法輪功修煉者を一人ずつ転向隔離室に入れて、長時間にわたり精神的、肉体的に苦しめ、終日法輪功を批判する書籍、テレビを見せ、「批判する文書」と「転向書」を書く事を強いている。従わない修煉者に対しては、眠らせない、裸にして冷水をかける、扇風機の冷たい風をあてる、めった打ちする、スタンガンで電撃する等を行う。 

  2008年12月20日の午後2時30分、陝西省の女子刑務所の総合ビルの教育科の課長・顧桂芬が「政治の授業」をする時に、前から3列までの者は台に上がって自分が思っている中華の美徳「仁、義、礼、智、信」の内容に合うものを書くようにと言った。その時大法修煉者の王玉芝さんは「真・善・忍」の三文字を書き出した。顧桂芬は激怒し、王さんが「洪法」すると怒った。そこで顧桂芬はその会でデマを散らし、法輪功は国外の反中勢力でどうのこうのと言いふらし、刑務所の「改造積極分子」の最も重要な条件は必ず法輪功に反対する「積極分子」でなければならないと言った。その後、彼らは王さんを隔離して、思想調査の文書を次々に書かせた。

  彼らは彼女に麻薬を3回注射した。その目的は彼女が麻薬になれて、耐えられなくなったときに「転向書」と麻薬を交換するつもりだった。しかし3回の注射はなんの作用もなかったので、警官の魏塵は受刑者の汪穎、薛東波などに指図して、彼女の体に電気を通して、彼女が意識不明になった時に、魏塵、汪穎などが事前に用意した1部の「転向書」に強制的に拇印を押させた。その後、汪穎は彼女をだまして「あの転向書をなくしたので、もう1部書いて」と言ったが、彼女は拒否した。

  魏塵は法輪功修煉者に「もし大胆に本当の話をするなら、お前を生きることも死ぬことも出来なくしてやる」と脅した。そして残酷な手段で自白を強いられて「転向書」を書かされた修煉者に、上級からの検察機関の者が来たときに、必ず笑顔で迎えることを強要した。それは上級から法輪功修煉者の「転向」のための巨額な賞金を得るためだった。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年6月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/8/202391.html