日本明慧
■印刷版   

真に師と法を信じる


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)我が家の経済状況はあまりよくなく、夫1人の収入で家族3人が生活しており、子供を中学校に行かせなければならないのです。2003年のある日、私はパソコンを購入するお金がないと分かっていながら、夫(常人)にその購入について話しました。数日後、叔父から電話があり、従兄弟がパソコンをプレゼントしたいというのです。私はすぐには信じようとしませんでした。なぜならば、他のものをプレゼントすると言うのならともかく、パソコンとなると高すぎるからです。

  2004年にDVDの書き込みドライブを購入しました。いざDVDを書き込もうとした時に困りました。DVDを買うお金がないのです。それでも無理して買おうとすれば家族に理解してもらえないのではないかと恐れました。ちょうどその時、実家の父親の誕生日が近づき、夫に、300元を送金して父親が好むものを買ってほしいと言われました。実は父親に200元しか送金せず、100元をDVDの購入資金にしたのです。そこで私は、この100元は人を済度するために使ったのだから、家族も威徳を積むことになり、今後、余裕が出てきた時、また、送ればいいと考えました。

  その時からDVDの書き込みは切らしたことはなく、今日まで続けることができました。これは師父が按排してくださったことであり、それはある同修がDVDの購入資金を提供し続けてくれたからです。ところが、いつもその同修に甘えるわけにもいかず、自分の生活を切り詰めて、節約したお金でDVDを購入することにして、同修の資金は別のことに使うようにとお願いしました。

  そうしていくうちに、奇跡が起きました。夫の給料が大幅にアップされ、ボーナスも以前より数百元増えました。子供からもお年玉と奨学金を差し出され、人の済度に使ってほしいと言われたのです。このようにして、真相資料のための資金を切らしたことはなく、これらはすべて師父が按排してくださり、すべては師父がしてくださっているのです。だから師父がおっしゃったように「『修は己にありて、功は師にあり』と言うのです。あなた自身はそういう願望を抱いて、そう思うだけで、実際のことは師がやってくれるのです」(『転法輪』)

  「『大法が良い』と念じることは、常人だけではなく、大法弟子が自分の考えにある良くないものを取り除くにも有効です」(『2004年ニューヨーク国際法会での説法』)と、師父は法を明確に説かれました。家庭式資料点を作ってからは、いつどんな時にも師父が見守ってくださっていることをつくづく感じます。しかし、自分には恐れる心(私心)が強く、病人に会って真相を伝えようとした時、恐れる心が表れ、「法輪大法は素晴らしい」と念じるように伝えるのを躊躇してしまうのです。それは自分の考え方に障害があり、もし、その病人が念じた後、病気がよくならなかったらどうしようと恐れていたのです。実はこの念が現われるということは、真に師と法を信じ切っていないからです。

  2008年8月、私の叔母の姑は86歳で、脳血栓になり入院しました。入院したその日の夜に見舞いに行きました。彼女は病気の影響で言葉が話せなくなり、人を見分けることもできなくなっていました。私は彼女の耳元で繰り返し呼びかけました。「おばさん、もし私の言うことが分かるのなら、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心の中で念じてください。病気は必ず早く良くなりますよ」と繰り返し呼びかけたのです。すると、彼女の表情は先ほどと比べてだいぶ和らいできました。翌日には話せるようになり、人も見分けられるようになったのです。2カ月も経たないうちに以前のように回復しました。師父が彼女の命を救ってくださったのです。

  最後に同修にお願いしたいのは、障害になるようなもののすべてを取り除き、真に師と法を信じれば、奇跡は必ず起きるということです。

  2009年6月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/30/201840.html