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フィンランド:「世界村」フェスティバルで歓迎される法輪功(写真)

(明慧日本)2009年5月23日、フィンランドのヘルシンキで、年に一度の「世界村」フェスティバルが開催された。法輪功修煉者はこの活動に参加し、大歓迎を受けた。

観衆に法輪功の真相を伝える

 「世界村」フェスティバルは大規模で盛大に行なわれ、世界各国およびフィンランドの各地区から、5万人の人々が参加した。数百に上る非政府組織、芸術団体が百以上のテーマを掲げて展示活動を行った。主催者側は、フィンランドのマッティ・ヴァンハネン首相をお招きし、首相が祝辞を述べられ、祭りに花を添えたのである。

 フィンランド法輪大法学会は「世界村」フェスティバルで紹介された。そして、この村にいる中国人を代表して、テレビを通してフィンランド全国の聴衆に挨拶を述べた。それから、法輪功修煉者は幾度も5式の動作を披露し、美しい漢族の民族衣装を着た修煉者が、折り紙で作った蓮の花や、法輪功の真相資料を配布していた。中国共産党による法輪功への迫害を知り、中共を譴責するための署名用紙にサインをするため、長蛇の列ができていた。そして、署名が終わった人々は法輪功修煉者と交流を深め、展示ブースの周りはとても賑わっていた。

 パキスタン人の若い娘さんは、法輪功の展示ブースをめがけてやって来た。彼女は、慌てた様子で「ここに功法を教えてくれる人はいますか、どのように煉功するのか教えてくれますか」と聞いた。「なぜそんなに慌てているのですか」と訪ねると、彼女は「母親から聞いたのですが、インドでは多くの小中学生が煉功しているとのことです。だから、私も煉功したいのです」と言った。

 若い夫婦が子供を連れて展示ブースの前を通りかかったとき、真相資料を手渡した。ある修煉者がその若い夫婦に、法輪功が中国で受けている理不尽な迫害と、自分自身が受けてきた迫害の真相を伝えた。それを理解した一家3人は署名をした後、「家の近くに煉功場所がありますか」と尋ねた。そして「煉功したい」と示した。

 フィンランド芸術家平和協会の主席は、何度も法輪功の展示ブースを訪れて、法輪功修煉者と中国の人権問題について討議した。彼は「法輪功には悪いところが見当たらないですね・・中国は、人々に自身の声を述べられる自由を与えるべきで、これは私達が尽力し達成しなればならない課題でもあります」と述べた。 

 白髪の年配者は、「私は法輪功を知っています。中国共産党のあなたたちに対する迫害の悲惨さが想像できます」と言った。法輪功修煉者から臓器を摘出して高値で売買していることを聞いた年配者は、「私は今からフィンランドの病院を調査し、中国から臓器を入手しているかどうかを確かめます」と約束した。

 法輪功の真相を聞いた3人の女子学生は、法輪功についてもっと知りたいとたくさんのことを尋ねてきた。3人のうちの1人は涙を浮かべながら「この悲惨な話を、なぜ学校に行って話さないのですか? 先生や生徒がきっと話を聞いてくれると思います」と言った。もう一人は「私に何かできますか?」と聞いた。修煉者は「今日ここで聞いたことを、学校の先生や両親、政府に伝えればいいと思います。それで皆が声をあげれば間違いなく効果があると思います」と答えた。3人ともうなずきながら「成功を祈ります」と言って帰って行った。

 法輪功修煉者たちは忙しくて、疲れていたはずである。しかし、多くの人々が真相を理解したことによって、それが迫害を停止させる原動力となるに違いないと信じ、皆の表情には安堵感が漂っていた。

 2009年6月12日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/27/201716.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/5/28/107784.html