日本明慧
■印刷版   

遼寧省:梁運成さんは迫害により失明、留置場が家族の面会を阻む


文/大陸の大法弟子

(明慧日本)遼寧省鳳城市の法輪功修煉者・梁運成さんは警官に強制連行され、すでに3カ月あまり、不法に身柄を拘束されている。その間迫害を受け、目はほぼ失明状態になっている。

 最近、鳳城留置場の所長が梁さんの兄に電話をかけ、梁さんが弁護士に自分の弁護を委託しようしていると伝えた。兄は梁さんに会って具体的な情況を知りたくて留置場に面会に行ったが、あっさりと断られた。梁さんの家族は留置場所長に電話かけ、なぜ面会させてくれないのかと尋ねると、所長は上級部門が許可しないからだと弁明し、家族に法制科を尋ねるよう勧めた。家族が法制科を訪ね面会を申し込み、そのうえ梁さんの視力がわずか0.2しかないため直ちに治療しなければ視力を失うことになると説明したうえで、目の治療を受けさせるよう要求した。法制科の担当者は上級部門の政法委が許可しないと責任逃れをし、また現在梁さんのことはすでに省級部門に報告してあるので、省級部門の許可が出たら面会できると言った。

 梁運成さん(42)は、法輪大法の信仰を堅持したため、数年来中国共産党当局の迫害により一家が離散した。梁さんはかつて鳳城職業高校の教師で、政府が公務員募集試験を行った時、優秀な成績で試験に合格し、鳳城市人民法院に入った。1996年から、梁さんは法輪功の修煉を始め、常に「真・善・忍」の基準で自分を厳しく律し、裁判所での仕事の時も一貫して原告あるいは被告からの財物を受け入れることなく、心を尽くして庶民のために仕事をしてきた。

 1999年7.20から江沢民集団が法輪功への迫害を始めた後も、梁さんは「真・善・忍」への信仰を放棄しなかったとして、裁判所から鳳城市水利局に異動させられた。新しい勤務先でも、素晴らしい業績で職責を果たし、一貫して善意をもって人を助けたため、毎年鳳城市と丹東市水利系統の先進人物に選ばれた。梁さんは自分の信仰を放棄しなかったというただそれだけのことで迫害を受け、3年という短い間に一家が離散し、両親をもなくし、心身ともに残酷に傷つけられた。

 2006年1月3日、梁さんは寛甸県で人々に法輪功対する迫害の真相を伝えたとして、現地の警官に強制連行され、不法に本渓市労働教養所に送られ、残酷で、非人道的な迫害を受けた。梁さんは2009年3月7日に河畔新城で人に真相を伝えた時、鳳城市公安局国保大隊の警官に鳳凰支局に強制連行され、当日午後3時過ぎに不法に鳳城北山留置場に移送された。

 北山留置場で、梁さんは断食をして迫害に反対したが、留置場の警官に強制的に灌食され、暴力に遭い、縛り付けられて地面で残虐な拷問を受けた。その後、鳳城留置場に移送された。梁さんは不法な労働教養1年の中に、相前後して本渓労働教養所、撫順市思想改造施設に送られ迫害を受けたが、梁さんは一貫して警察の無理な要求に従わず、至る所で法輪功の真相を伝えたため、警官までその固い意志に感服した。その後、迫害により身体の状態が著しく悪くなったため労働教養所に入所を断られ、鳳城留置場に戻された。数年来、梁運成さんが受けた迫害の部分的情況はかつて(明慧日本)が報道したことがある。

 詳しい情況はこちら 「「鳳城梁運成遭迫害 家破人亡」 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年6月14日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/12/202642.html