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湖南岳陽市雲溪区:法輪功修煉者が残酷に迫害された情況の概要

(明慧日本)岳陽市雲溪区の人口は、16万世帯余りの小さな区で、区には岳陽化学工業本工場と、長嶺石油精製工場の2つの大型国有企業がある。

 江沢民集団の法輪功修煉者に対する邪悪な迫害の中で、雲溪区は江沢民集団の邪悪な命令に従ったため、多数の人が迫害により死亡し、数十人の人が不法労働教養と刑罰を受け、100人以上の人が強制連行、拘禁、洗脳を強いられた。岳陽化学工業本工場は、かつて岳陽市1級思想改造施設を設け、強制的に法輪功修煉者に「転向」を迫った。また中国共産党政権の人員はそれをチャンスに不法に金銭を強請り取った。その金額は100万を上回ると見られている、中には赤裸々に略奪し領収書も切らない者もいたという。今なお法輪功修煉者に対するこれらの迫害は依然として継続している。

  1、2009年4月7日、岳陽化学工業本工場の法輪功修煉者・郭志栄さんと、鄒湘君さんは岳陽市公安局金盆支局に強制連行された。郭志栄さんは岳陽市第1留置場に、鄒湘君さんは臨湘市留置場に不法に身柄を拘束された。拘禁期間中、鄒湘君さんは迫害を受け深刻な高血圧を患い、そのうえ合併症まで引き起こした。公安は彼らを拘禁してから1カ月後にいわゆる「保証人を立てて審問を待つ」にしたが、6月3日に再び「610弁公室」と、国安の人員が、2人を悪名高い株洲白馬龍女子労働教養所に監禁して引き続き迫害を加えた。

  2、2008年3月、雲溪衛生局所属の疾病予防控制の中心的人物である法輪功修煉者・張健さんは、雲溪公安支局に強制連行され雲溪留置場と、岳陽市第1留置場に9カ月余り拘禁された。また岳陽楼区検察院と、裁判所に不法に起訴され、裁判の結果、刑罰も下された。2002年に張健さんはすでに不法に2年間労働教養されたこともある。法輪功修煉者への10年間に及ぶ迫害の中で、張健さんは何度も衛生局に不法に身柄を拘束された。

 3、2007年10月に岳陽化学工業本工場の法輪功修煉者・謝正清さんと、曽順蘭さんは悪人に告発され、岳陽市金盆支局に家宅捜査され家財を没収されたうえに強制連行され、不法に2日間、昼夜を問わず尋問された後、臨湘市留置場に拘留された。26日間後に、いわゆる「保証金」として留置場に2800元余り、「610弁公室」に20000元を強請り取られた後、やっと家に戻された。 

 4、2006年、岳陽市人汽公司の法輪功修煉者・黄菊秀さんは、雲溪区の公安、検察、裁判所の迫害により、不法に4年の刑罰を下された。長嶺石油精製工場の法輪功修煉者・陳廷潔さんも、不法に2年半の刑罰を下された。

  5、2005年9月、雲溪公安支局は一気に長嶺石油精製工場の董愛蓮さん、夏慧蓮さん、曹美珍さんなど5人の法輪功修煉者を強制連行した。

  6、2004年4月28日、法輪功修煉者・辛静文さんは、岳陽市公安局金盆支局に強制連行された。その後の5月2日、たったの4日で迫害により死亡した。

  不完全統計によると、雲溪区範囲内で迫害により死亡した法輪功修煉者は、辛静文さん、蘇金香さん、張国富さん(同音)、王徳清さんなどがいる。

 不法労働教養や、刑罰を受けた法輪功修煉者は、肖紅さん、肖英さん、湯勇さん、劉雲霞さん、呂雅莉さん、李金桂さん、閭英さん、曾蘭子さん、曾林宝さん(すでに邪悟した人)、王順英さん、周正泉さん、蘇静雯さん、朱望珍さん、劉慧珍さん、張健さん、郭志栄さん、鄒湘君さん、陳廷潔さんなどがいる。

  不法に身柄を拘束された法輪功修煉者は、李水源さん、欧兆安さん、厳松柏さん、鄒氷清さん、広且林さん、王淑雲さん、唐東安さん、曾金勇さん、謝正清さん、曽順蘭さん、李海全さん等がいる。

  行方不明の法輪功修煉者は、劉賢坤さんである。これまでの 10年間の迫害の中で、どれだけの法輪功修煉者達が迫害を受け、職場から解雇され、失業し、年金を失い、各所を流浪したのか、迫害された詳しい情況については具体的に語りつくすことができない。同修と、事情を知っている人達は以上の情況に対して補充をして下さい。迫害に参与した人員の証拠や情報を収集して、明慧ネットに掲載し、間もなくやってくる将来の大裁判のために備えておく必要があるという事です。

 2009年6月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/13/202660.html