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真善忍美術展は中華伝統文化を伝承


文/台湾大法弟子

(明慧日本)「真善忍国際美術展」が2009年5月18日より、台湾の台南県屏東枋寮高校において2週間に亘って開かれた。屏東県の美術協会前理事長の呉登居先生は5月25日に来場し、良い評価を与えた。法輪功修煉者たちは、芸術の形で中華伝統文化の中の「天を敬い、徳を重んじる」、「天人合一」、「善悪ともに報いがある」の神伝文化の内包を提示し、とても生き生きとした筆致で表現しており、とても感服させられたと言う。

 呉先生は観覧中に、『佛像』と『主佛が降りられる』の完璧さを称賛した。呉先生は、「これらの画家はきっと寧静な心をもっています。修煉者として神と一致し融和した境界に溶け込んで初めて、神佛のよい姿を捉え、さらにこれほど真に迫った荘厳な作品を作ることができるのです」と語った。

 『学法』と言う作品に対しても呉先生は称賛した。この作品は焦点を主人公の顔に合わせ、本を読む真剣な表情が表現されており、光線が中央から右下に徐々に向かい、最後に子供の幸福な顔を照らし出している。この光の使い方は和やかな雰囲気を引き立て、全体の構図が人に韻律を感じさせ、音楽のように広がり、人に美しい印象を与える。「芸術家としては修養以外に、心の純粋さも不可欠で,これによって初めてよい作品を作れます」と呉先生は話した。

 もう一つの作品『流浪の子供』は、光が上から下まで力強く照らし、天使の下から徐々に暗くなって、女の子の方へ延び、上から全身まで広がることによって韻律の美しさを表現した。これは、美術学の光と影の変化を通じて、強烈な光から影まで変化による顔色の変化、色彩の明暗の表現をとてもよい具合に処理した。呉先生は「この作品はこの女の子の心に佛法があり、神からの加護を貰っていることを表現しています」と話した。

 呉登居先生は現在屏東県美術協会の会長と枋寮芸文発展協会の理事長をしており、「台湾海洋芸術家」と称されている。呉先生の作品は台湾全国の美術展、現代美術大展、世界水彩画展及び台湾師範大美術系の南区美術展などにおいて入選している。また、最近の「枋寮尚美兮」の歌詞は、行政院報道局の第20回金曲賞の芸術音楽類「最優秀歌詞賞」に選ばれた。

 呉先生は、宇宙全体は1人の至高無上の主に管理され、各星は相応する神に管理されていて、最後に上の主の方へ同化し、その法理は真善忍であり、修煉の人がその真善忍の真髄を理解し、忍の中で心性が向上することを知ることによって苦にもならなくなるとの認識を語った。

 当日、呉先生はまた、来年の屏東県政府美術展への招待に応じた。そして、法輪功修煉者たちがいろいろな機会を利用し、真相を伝える活動を行っていることに感動していると話した。また、話の中で、呉先生自分自身が感じている人性の善良への期待、中共の迫害に対する批判をも示唆した。

 2009年6月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/10/202520.html