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黒龍江省佳木斯:蘇艶華さんが死ぬ前に受けた残酷な迫害(写真)

(明慧日本)黒龍江省佳木斯蓮江口に住む法輪功修煉者・蘇艶華さんは大法の「真・善・忍」に基づき自分を律する修煉を続けただけで、警官によって数回の逮捕と監禁を受けた。特に佳木斯強制労働教養所で監禁されたとき、自分を裏切るような文章を書かず、大法を誹謗するビデオを見ず、「五書」という転向書にサインをしないなど屈しなかったため、暴行を加えられ、灌食され、針がぎっしりと並んだ椅子や「死人ベッド」に入れられて、高圧のスタンガンでショックを受け鎖で縛られた。蘇艶華さんの体は重いダメージを受けて、2009年5月4日午後8時頃この世を去った。

法輪功修煉者・蘇艶華さん

 2000年1月、蘇艶華さんは法輪功迫害について北京へ陳情に行ったところ、警官に連行されて蓮江口の公安局で身柄を3カ月拘束された。

  2002年4月15日、警官は口実を作って蘇艶華さんの弟の家から彼女を連れ去った後、小さい牢に監禁した。そして、4月27日に佳木斯強制労働教養所に送り、毎日のように洗脳を目的とした拷問を加えた。法輪功を誹謗するビデオに抗議した彼女はベッドに縛られ、断食で抗議をしたが、警官は牛乳などを強制的に注ぎ込んだ。

  2002年10月26日、強制労働教養所では法輪功修煉者を対象とする大規模な洗脳工作を計画した。「攻堅隊」を組成した警官らは八中隊隊長・王秀栄をはじめ、張艶、程森慧などが精神的なストレスを与えるように罵声と汚い言葉を出し続けた。また、朝5時に起き、10分で洗顔と歯磨きをしたあと、10分で片付ける間に何か喋って暴行を加えた。その後、皆を一つの部屋に集めて、でっち上げのビデオで洗脳を始めた。それが終わると、朝の7時20分から夜の12時まで異物が置かれた椅子にずっと座らされた。その間、大法を誹謗する本を読むことを断った蘇艶華さんは警官に歩けないほどさんざん暴行された。

  2002年11月、大法を誹謗する小冊子を読むことを断った蘇艶華さんは、小さい牢に入れられ、2人の男性警官の暴力で全身にけがを負い、暴行に耐えたが、攻撃は止まらなかった。また彼女をベッドに縛って手を上下に分けて手錠をずっと長時間かけた。こうして時間が経つほど頭がふらふらしてきて、ベッドから落ちても立ち直れず、衰弱した。

  2003年2月、体を洗うことを許さない環境のため、殆どの人は疥癬という皮膚病に罹った。蘇艶華さんもその中の1人で、彼女は病状がますます悪化して痒みも酷くなって夜寝られなかった。薬をもらって使ったら、病状が悪化する一方で、全身に痛みが走って痺れ、食事すらできなくなった。

  2003年5月末に、警官に殴打されて床に押し付けられた後、煉功をやめるのに使う書類にサインを求められたが、蘇艶華さんはサインを断ったため、体を横にして手と足をそれぞれベッドの前後に縛られて、胸から腰に縄をかけて強く引きずられて息をするのも辛かった。またベッドにしっかりと縛られ、足に加担して、間に15センチの距離を置く25センチの2枚の板を入れられ、苦しめられ、1週間続いた。その後、建物の2階の冷たい床に枷をかけて凍えさせられた。

  また、最も残忍な拷問の「大背拷」を加えて蘇艶華さんを吐血させた。これを13日続けて立ち上がれなくなるまで暴行し、体が不自由になった。

 2005 年3月、七大隊と八中隊の警察による30人と受刑者20人を動員して、警官が手にスタンガンと武器を握って、20人ほどの法輪功学習者を1人ずつベッドに縛り、屈しない人にスタンガンでショックを与えたり武器で暴行したりして、足で学習者の顔や頭や歯を蹴る警官もいた。大規模な集団暴力ですべての法輪功学習者がぼろぼろにされた。

  蘇艶華さんはこの暴行で最初から警棒で頭を強く打たれて失神した。その後、鉄製の椅子に縛られた彼女は断食で抗議した。数日後、警官は彼女を板のない鉄骨だけのベッドに横にして縛り、両手に枷をかけた。

 法輪大法を修煉し始めて一度体が健康になった彼女は、一連の迫害によって拷問と虐待を受けながら、強制的に灌食されたせいで肺が損傷して咳が治らなくなったため、寝るときは非常に苦しんだ。

  蘇艶華さんの体は相当なダメージを受けた末、2009年5月4日午後8時頃この世を去った。

  2009年6月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/11/202556.html