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山東省:法輪功修煉者・苗春艶さん一家は長期にわたり迫害されている

(明慧日本)苗春艶さん(30歳女性)は、山東省煙台市芝罘区西山路57乙-1号のビルに住んでいる。2009年1月22日、苗さんは煙台市芝罘区裁判所から不法に懲役3年を言い渡されたが、この判決に不服で中級裁判所に上訴している。

  2007 年4月10日、苗さんの父親は真相シールを貼っている際に、凶悪な警官に捕えられ連行された。3日目の4月12日、苗さんと夫は、両足が不自由な母親や親戚と西大街派出所に行き、父親の釈放を要求した。しかしその場で苗さん夫婦は不法に捕えられ拘束された。区の「610弁公室」の凶悪な頭目・高岫はその事情を聞いた後、警官・張春傑等を連れて同派出所へやって来て、苗さんの夫を恐喝し、何の手続きもせず不法に家財を差し押さえ、コンピュータ、現金6千元、2冊の貯金通帳などを奪った。当日、苗さんは区の所謂「転向クラス」に監禁され、父親と共に迫害を受けた。苗さんは凶悪な警官らに脅され、恐喝され、「三書」を書かされ、また「大法の真相資料を作った」と承認するよう強要された。彼らは苗さんを脅迫して、罪を被せ、刑罰を下して迫害を強行するつもりであった。

  苗さんの家族は610弁公室に何回も行き釈放を求めたが、「転向クラス」の責任者・劉国尭(政治法律委員会の主任)は「明日には解放するから、家に帰って待て」と言ったが、結局2007年5月2日になってやっと苗さんと、「転向クラス」に不法に監禁されていた4人の法輪功修煉者がその暗い巣窟から出ることが出来た。

  また迫害されたくないと思った苗さんと父親は、放浪生活の日々を送るしかなかった。半身不随の母親は悲しい思いをしながら、終日恐怖の中で生活し、幼い子供は泣きながら終日母親を探している。家族の重任はすべて夫の肩にかかり、そして精神的にも、経済的にも生活上でも甚大な困難と損失を被った。

  2008 年初め、苗さんは地方から家に戻り、夫の家具商売を手伝っていた。5月27日、区の「610弁公室」の高岫の指図の下で、警官・張明輝、張春杰、西大街派出所の用心棒達は私服で天宝家具店に押し入り、仕事中の苗さんを捕え、腕をねじり、車に引き摺り込んで不法に連行した。所謂「転向クラス」で彼らは苗さんを脅し、強迫し、騙した。2008年7月18日、政治法律委員会の主任・劉国尭は苗さんに「家へ送ってやる」と言いながら、途中方向を変えて区の留置場に送り、7月23日、区の検察院は不法な判決を下した。

  2009年1月14日、区の裁判所は家族に知らせないままに、密かに開廷してこの案件を審理した。1月22日、同裁判所は不法に懲役3年を言い渡した。この案件の判決文『(2009)烟芝刑初字第52号』では裁判長は王可勇で、陪審員は王永珠、張吉盛である。苗さんはこの理不尽な判決に対して不服で、今、中級裁判所に上訴している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

  2009年6月16日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/12/202595.html