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難民申請する中での体験

(明慧日本)私は、1998年から法輪功の修煉をはじめました。修煉する以前には多くの病気を患っていました。心臓病や、高血圧、リューマチ、肥満等々。修煉後、病状はすべて消えてなくなり、長年に亘って薬を1回も飲んだことがありません。これはすべて慈悲で、偉大なる師父のおかげで、私は、幸いなことに大法弟子になりました。2006年にオーストラリアに来て以来、難民申請をしました。難民申請をする過程の中での、修煉体験を皆さんにお話したいと思います。

 拒否され続けることは、心性を向上させるチャンス

 私は難民申請をする過程の中で、入国管理局に5回も拒否され、いますぐにでも飛行機で送還されそうになったことがあります。これらのすべての出来事は、私は偶然ではないと思います。

 師父は『精進要旨』の「道法」の中でこう仰いました。「 『自然』などということは存在しないもので、『必然に』は原因となるものがある、ということを皆さんは、はっきり認識しなければいけません」

 当時の私は、自分の原因だとは思わずに、他の原因だと責任をなすりつけようとしていました。手続きをしてくれる会社は、(時間通りに書類を提出しなかった)とか、(佛学会はすでに証明書を発行してくれた)とか、(他にもたくさんの同修の証明があるから)とか、(入国管理局はなんで考慮しないのか)とか、全て他人のせいにしていました。同修の助けと支えの下で、大法を実証しながら、師父の本を一冊、一冊読んでいました。しかし、難民の身分を得たいという不純な動機で法を読んでいました。ですから、毎日中国領事館の前で発正念をし、「九評」を配り、神韻のチケットを販売する時に(みんなに私が大法のために何かをやっている)ということを知らせたかったのです。そして、もっと多くの人々が、(私が大法弟子だと証明してくれるだろう)というそういう不純な心境の下で、申請は次から次へと拒絶されたのです。

 その間に、トラブルも次から次へとやってきました。家庭内でも、娘婿は難民になることに不快の意を示し、娘と離婚したいと言い出しました。娘婿はすべてのトラブルは私のせいだと言い、私を叱って、家から追い出そうとしました。そのとき、自分も病の業力がありました。そのとき、本当に師父の言葉「百(よろず)の苦一斉に降る、其の如何に活さるかを看」を感じました。

 師父の言葉は、私の脳に強く記憶されました。心もすっきりしました。私は、絶対に善の心を持ち、法をよく学び、本当のレベルアップを図ります。あれから、娘婿がいくら叱ってきても、通常通りにご飯を作ったり、服を洗濯したりしました。これで、家庭内のトラブルは解消され、すべていい方向へ向かっていました。

 拒否されることを利用して、真相を伝える

 何度も拒否されたので、1カ月間は何度も入国管理局に足を運ばなければなりません。娘まで仕事を休んで同行してくれる必要があるので、これは邪悪の邪魔だと思うのと同時に恐怖心もあって、私は、拘置所に送られ、国に返送されるではないかと恐れていました。それで私は落ち着いて、師父の「洪吟」を暗唱し始めました。

 最初のころ、入国管理局の態度は非常に硬くて、何度も真相を伝えていくうちに、とうとう「九評」を受け取ってくれました。そして、私が法輪功修煉者であることを認めてくれました。特に、私に飛行機のチケットまで買ってくれた職員にこう伝えました。中国の歴史上の運動で8000万人の無辜な命が奪われました。1999年7月20日以降、3000人あまりの法輪功修煉者達を、さまざまな体刑を使って迫害し、死に至らしめた中国共産党の邪悪さを、また、私が法輪功を修煉した後の体験談も話して、大法を証明しました。最後にその職員はとても感動して、飛行機のチケットもキャンセルしてくれました

 私は知っています。あらゆることは、師父が加護してくださっています。

 2009年6月19日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/17/202905.html