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常人の情を放下し、面と向かい合って真相を伝える（一）
（明慧日本）私は面と向かい合って真相を伝え出したばかりで、一部の同修のように毎日十数人も三退させることはできませんが、最近、面と向かい合って真相を伝えたいくつかの体得を、同修と分かち合いたいと思います。
一、恥ずかしくて話しかけられないのは情が邪魔しているからで、この情は私達が面と向かい合って真相を伝える障害となっている
私の性格は人付き合いが良く、過去にも見知らぬ人に真相を伝えて、三退を勧めたことがありましたが、それ程積極的ではありませんでした。ただ遠方に出かける時に、車に一緒に同乗した人たちに縁があれば三退を勧めただけでした。でも今、私は大法弟子の責任として人を済度することの緊迫性を感じ、積極的に人を救い済度すべきであり、もうこれ以上「自然に任せて」縁のある人に出合うのを待っているだけではいけないと感じました。しかし私には積極的に見知らぬ人を探し当てて、直接面と向かい合って三退を勧めるのはやはり少し抵抗がありました。
自分を分析してみたら、一つは恐れる心がある場合に告発されるのを恐れますが、それは最大の障害ではありません。最大の障害は、全然知らない赤の他人に直面して、どう話しかけるのか、どう三退の話題に導くかという時に、本当は「恥ずかしいです。恥ずかしいです」という言葉は生活の中で私たちがよく言う口癖ですが、この「恥ずかしいです」という思いが実は原因なのです。つまり情です。情が邪魔しているのです。
恥ずかしいとか、断られたら、気まずくなったら、あるいは他人に自分が正常でないと思われたら、他の人は私をどう見るだろうという考え方は、すべて情であって、私達はこの情に縛られ制約されているのだと思います。そのため何度も口を開くべき時に、口を開けられず、機会を逃した後に悔しく思い、心の中では「この生命は今回のみの機会しかないかも知れない」と思い心が辛く感じられます。だから機会に出会う度に、私は自分を突破しなければならないと自分に警告します。
ある時、私はタクシーに乗りました。家までは大体10分位の道のりです。真相を伝えるべきかどうか最初は少し迷い、心は葛藤していました。その時私は本当の私が偽者の私を支配できるのかどうかの過程にいたのでした。この好機を逃してはならないと思い彼に話しかけようと決心しました。最初は簡単な話題から入り、その後、彼が今タクシー運転手しているのは国有企業で失業したためであることが分かったので、共産党の汚職腐敗に話題を持って行き、彼の共感を引いた後に私は直接彼に聞いてみたのです。
「運転手さん、あなたは三退の話を聞いたことありますか？」と聞いたところ彼は「聞いたことがある」と答えたので「では、三退したのですか？」と更に聞いてみたところ「三退はしてないが、車に乗った他のお客さんから聞いた事があり、三退の登録カードをくれた人もいました」と言ったので私は「三退して平安を守る具体的なことをご存じですか」と聞いたところ、彼は「知らない」と言いましたので、私は貴州省の『蔵字石』から話を始めました。
最後に私はこのことを強調して彼に伝えました。「私はあなたに何かを学んで欲しいとか、何かに加入して欲しいのではありません。私達が子供の頃に共産党に加入した時に誓ったひどい誓いは、『私たちは生命を共産党に献上し共産党のために私たちの一生をも献上し全てを捧げます』という非常によくないものです。誓うことにより天地の認可を得ることになるので、古人も気軽に誓いを立てませんでした。『蔵字石』に現れた言葉通りに天が共産党を滅す日が本当に来たら、誓って共産党に加入した人はみなその副葬品にならなければなりません。私達はその副葬品にならないためにも、当時共産党に加入した時に誓った言葉を破棄しなければなりません。破棄した後に天災人災が起きたとしても私達とは関係がなくなります。
運転手さんは、「あなたが言ったことは本当に道理がありますね」と言ってくれたので、私は彼に何かに加入したことがあるのかと聞いてみたところ、彼は「少先隊に加入したことがある」と答えました。私は彼の名前を聞き、彼に縁起の良い名前を付けて三退させてあげました。そうしたら彼は何度も続けてお礼を言ってくれました。こんなにも簡単に上手くいきました。今回の三退の成功に私は自信を持ち、面と向かい合い真相を伝える時の恥ずかしいという障害を突破することが出来ました。
（続く）
2009年6月20日
（中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/30/201900.html）
（英語：http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/6/16/108349.html)）
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