日本明慧
■印刷版   

重体になっても、中共は迫害を継続(写真)

(明慧日本)2009年4月8日、広東省増城市の中国共産党は不法に臨時裁判所を設け、迫害によって生命の危機に晒されている、法輪功修煉者・張春河さんに対し開廷審査を行った。5月15日の判決では「邪教組織破壊防止法」を振りかざし、張さんに3年の実刑を科した。

 張さんは迫害によって極度に生命の危機に晒されたにも関わらず、増城市610弁公室、警察・検察・裁判所は死んでも構わないと迫害を続けた。中共は1999年7.20から法輪功に対する迫害は、法律に基づいたことがなく、中共自身が制定した法律を踏みにじり、好き勝手に迫害を行ってきたのである。

張春河さん

 張さんは短大を卒業し、会計士の免許を習得後、広州市増城市物協会社に勤め財務課長の職責にあり、主に財務と会計を担当していた。1994年に法輪功を修煉し始め、心身ともに大きな変化を遂げ、「真・善・忍」に基づいて厳しく自分を律し、人に対しても善をもって接し、みんなに認められた善い人である。

  2008年7月23日、張さんは会社に向かう途中で610弁公室によって連行され、広州にある「洗脳班」に送られた。受け入れに際して健康状態を検査した際、体内に多数の腫瘍が見つかり、受け入れを拒否された。610弁公室の役人らは臓器を売買しようと企み、家族に対し手術の同意書にサインするよう強要していた。ちょうどこのころ世界において、中共は生きた法輪功修煉者から臓器を摘出して高値で売買していたことが暴露され、610弁公室の役人らは臓器の摘出を諦めるしかなかった。張さんの家族は病気治療のための仮釈放を申請していたが、許可されなかった。

  「洗脳班」において、張さんは手かせ、足かせを長期にわたりかけられていたため、全身が腫れ上がり、広州武警医院に半年以上軟禁されていた。

  病院側は早くから増城市に対し、張さんはいつでも死亡する可能性があり、迎えに来るように催促していた。しかし、4月の初めにやっと病院を離れることができ、医者は張さんにある書類にサインしてもらうとき、「あなたを退院させるが、今日中に死なないでししょう!」と驚くような話をしたという。

  この数カ月で、張さんの腫瘍は腹が大きく膨れ上がるほど大きくなっていた。下腹部から出血し、脈がどんどん速くなり、冷や汗、めまい、腹部の痛みなどの病状が現われていた。このような状況の中でも警察、検察、裁判所は人命を無視し卑劣な手段で開廷審査を企み、張さんの拘留時間を引き延ばし、病状を悪化させようとしている。

  (注:法輪功修煉者を迫害する主な容疑者らの情報は、中国語ページを参照)

  2009年6月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/30/201904.html