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師父と大法を信じ「病業」の関を乗り越えた


文/遼寧大法弟子 樹田

(明慧日本)私は1996年に修煉を始めました。以前、学法がよくできておらず、修煉の内包もよく理解できていませんでした。1999年7月20日、中国共産党政権による法輪功への迫害が開始されてから、3年間大法の修煉を止めてしまいました。2003年の春、同修の助けの下、私は再び修煉の道を歩み始めました。ここでその2人の同修に感謝の意を表したいと思います。

 私は病気治療の目的で修煉を始めました。最初の数年間は、家で煉功をして病気を治していましたが、家での煉功も法の勉強もあまり続かず、病状も改善しませんでした。私は、今年62歳です。若いときから、幹部であった私は、この社会の色に染められ、頭には名、利、情がいっぱいでした。利益を追求したため、身体に多くの業力がありました。心臓病、手足の痛み、神経衰弱、胃、腸の調子が悪いなどの、病業でいっぱいでした。歳をとるに連れ、徐々にひどくなりました。煉功しながら、薬を飲み、毎年5000元もの薬代を使っていました。

 2006年11月に、同修と交流したとき、同修は私に、「修煉して数年も経ったのに病気が治らないというのは、法の勉強が不足しているか、師父と大法を十分に信じておらず、『三つのこと』をしっかりと行っていないからです」と指摘されました。私も確かにその通りだと思いました。指摘された後、私は、毎日『転法輪』の1講を勉強し、師父の説法と『洪吟』も全部読み終えました。私は「神への道を歩んでいる私たちは、身体に質的な変化が起こったこと、師父は地獄から私たちの名前を消してくださったこと」などを知り、「病気は仮装であり、病気そのものは怖くない。神が与えた病気を常人の手によって治せるはずはない」と認識できるようになりました。その後、私は法の勉強は一番重要なことと位置付け、毎日、学法と、煉功を続けました。大法の真相を伝えることは、まず親戚からやり始めました。時間があるときは、人々に真相を伝え、真相資料を配り、師父の法を正す行程について行けるようになりました。

 このように、心性が高まるにつれ、身体も浄化されました。2006年10月、芋を掘っているとき、突然心臓がおかしいと感じました。心拍数が早く、めまいがして、息が苦しくなり、立っていられない状態でした。そのとき、私は、「これは病気ではない、関だ」とすぐに認識でき、「師父がおられ、大法があるから、怖いことはない」と自分に言い聞かせ、部屋に入って、横になって寝ました。目が覚めると心臓の不快感は無くなり、完全に治りました。その後は1回も心臓が不快になったことはありません。 

  2008年9月のある日、夕食の後30分間散歩して、部屋に入って座ると、突然右腕と手に不自由を感じ、続いて右足と脚も不自由を感じました。「これは、どこかの血管が詰まっている症状だ」と考えてしまいました。しかし、すぐに「私は、修煉者であり、師父が見守って下さっているから、邪悪が迫害しようとしてもできない。病業の関であっても、私の身体は動じない」と考え直しました。

  そして、師父の「弟子の正念足りれば 師に回天の力有り」(『洪吟二』(師徒恩))を思い出し、「これは、関を乗り越えることで、暫時(少しの時間)で、仮装なのだ。神の念があれば怖いものはない」と考えました。食事をする時、箸を持つ手にも力がなく、ゆっくりとおかずを挟み、子供たちに見破られないようにしました。子供たちに知られると、きっと薬を飲むよう勧められるか、病院へ行くように勧められるからです。歩くときもゆっくりと歩きました。(以前、右脚を痛めたことがあって、力が入らず、見破られたのです) このことは、夫(同修)しか知りませんでした。そして翌日も、我慢していつものように煉功し、中断しませんでした。正念を発するとき、掌を立てるのに腕が痛みましたが、耐えることができました。10日目になって、手足に力が入るようになり、1カ月でほぼ回復できました。

 私は、このことから「もし、法輪功を修煉していなければ、本当に脳梗塞になったかもしれない。1カ月で回復することは無理だろう。自分の一生の中で利益を得るために、多くの『業力』を作ってしまった。それを返さなければならない」とわかり、心から、師父に感謝したいのです。

 また、今回の病業の関を乗り越えられたことから、私は「師父と大法を信じれば、また自分が神の道を歩む人だと信じれば、どんな難関があっても乗り越えることができる。法をたくさん勉強し、よく学ぶことは、師父と大法を信じることになり、常人の観念も変えることができる。『三つのこと』をよく行って、私心を無くし、他人を優先できるようになる」と認識することができました。

  2009年6月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/13/202661.html