■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/06/20/mh211324.html 



中学生の呼びかけ:母に戻ってきてほしい

(明慧日本)私は牛牛といい、山東省莱西市の中学1年生である。昨年オリンピック前に莱西の警察は私の母を強制連行した。母の名前は朱立新で、法輪功修煉者である。母は友達の家での集まりの時、警官に野蛮な手段で強制連行され、青島大山収容所に拘束された。1カ月後、何の通知もなく、母は山東省ツ博王村労働教養所に移送され、そこで1年の労働教養を言い渡された。

 法輪功は人類の道徳を向上させるよい功法であり、母は「真・善・忍」に基つき、ずっと良い人間を目指していた。私にはよく分からないが、なぜ良い人間に罪があるのだろう? 大人がよく言う「中国は人権と自由がない国である」という話はよく聞いていたが、私はこの言葉を理解できなかったが、現在では理解できるようになった。警官が何の理由もなく、母を強制連行したことは、人権を侵害しているのではないか?

 私は母が恋しい、私は世の中で一番善良な母を持っている。お爺さんとお婆さんは健康状態が悪く、全家族が母に面倒を見てもらうことが必要となっている。母はとても親切で、いつも熱心に人助けをしていた。しかし今、私は非常に母のことを心配し、これから先、二度と母に会えなくなるのではないかと恐れている。父の話によると、ある日、母はツ博労働教養所の警官に死ぬほど殴られた。また警官は母を20日間以上も眠らせず、シャワーも許可しなかった。母は全身紫色になっていた。身体のとても大きな男が両手で母を捕まえて壁に向かって繰り返しぶつけた。警官は母に法輪功修煉を放棄させるため、さまざまな手段を使った。彼らはなぜあんなにも残酷なのだろう! 彼らは両親を持っていないのだろうか? 兄弟を持っていないのだろうか? 彼らは良い人間を虐めているのになぜ処罰されないのか? 

 父は労働教養所に母を連れ戻しに行った。教養所の警官は母が法輪功の修煉を放棄すれば、釈放すると言っていた。母は法輪功を堅持し「修煉する」と言っただけで、3年の懲役刑を下された。2005年、母は釈放され、やっと母と一緒に暮らすことができるようになった。 

 ところが、しばらく経って、母はまた捕えられ、暗くて恐ろしい労働教養所に拘束された。父は公安局に行って警官に信仰は自由であり、母を捕えることは違法だと訴えたが、警官は、公安局はやりたいことは何をしてもいいと返事した。中国で正しい道理を説くところはまったくない!

 私は母が恋しい。私は世の中の善良な人々が母のために立ち上がってくださると期待し、母が早く戻れるように願っている。

  2009年6月20日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/4/15/198968.html

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