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張盛栄さんは1カ月半行方不明 障害者の息子を訪ねる人はいない

(明慧日本)70代の張盛栄さんは弁護士を頼んだため四川省成都市の晋陽綜合管理事務所にひどく迫害され、5月初めから行方不明になって、すでに1カ月半経過し、依然として音信がない。情報によると、張さんは晋陽綜合事務所に洗脳班へ連行されたというが、しかし具体的な情況は不明である。張さんの長期の行方不明のため、広元刑務所で不法に拘禁され、迫害により頸椎に障害のある息子・陶淵さんを訪ねる人はなく、情況が分からない。

  張盛栄さんと息子の陶淵さんは法輪功修煉者で、1999年7月20日以後、繰り返し残酷な迫害を受けていた。張さんは何度も不法に拘禁され、2001年12月26日から2005年3月21日まで、晋陽綜合事務所に武侯区金花洗脳班で長期に不法拘禁され、3年3カ月に及んだ。 

  洗脳班から出た後、張さんはずっと晋陽綜合事務所に長期にわたり尾行されたり、かき乱されたりしていた。北京師範大学院生の息子・陶淵さんは、更に何度も不法に拘禁されて、2度不法に労働教養され、想像できないほどの虐待、苦難、残虐な拷問などの迫害を受けた。 

  陶淵さんにとって、 1999年7月20日からの10年間で、外での自由な時間は1年に満たない。2007年1月、陶淵さんは再度晋陽派出所に街頭で連行され、その後、非公開に審判され、現在まで広元刑務所で不法に拘禁されている。 

  2009年3月27日、張盛栄さんは広元刑務所の電話を受けた。陶淵さんの頸椎がずれて、手術の必要があるという。張さんは有名な人権弁護士・程海さんに依頼して陶淵さんの一時出所の手続きをした。程海弁護士は張さんと面会する時、晋陽綜合事務所の監視人に殴られて負傷した。同時に、程海弁護士は晋陽街道事務所が張盛栄さんを長期にわたり不法に尾行したことを検察院に告訴した。 

  しかし、悔い改めない晋陽街道事務所は悪事を停止しないだけでなく、かえって天下の悪をあえて犯して、いっそう張さんに対し厳重に監視を強めた。5月初めから、張さんとずっと連絡が取れない。後に事情を知っている人によると、苦難に遭っている独りぼっちの70代の老人・張さんは再度晋陽街道事務所により洗脳班へ連行されて迫害されている。すでに1カ月半になり、依然としてどのような情況なのか分からないという。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年6月21日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/18/202944.html