日本明慧
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万古の機縁を見逃さないように


文/湖北省大法弟子

(明慧日本)正法の過程は最後の段階に至りました。真に修める弟子はみんな精進し、内に向って探し、三つのことを良く行なって、一生懸命に自分の責任を果たしています。今日、私は周りの同修たちの体験を書いて、まだ家で本を読んでばかりいて外に出ないで三つのことを良く行っていない同修の自覚を促したいと思います。

 私の周りに1人の同修がいました。退職する前は、彼の職場に若い同修がいたのでずっと交流しながら新経文、週刊、小冊子などの真相資料を受け取っていました。退職してから夜勤のアルバイトをしました。仕事の環境は非常に修煉に最適でした。(7.20以降、同修はずっと家で敢えて煉功しませんでした。彼の仕事は夜の仕事で、夜に煉功、学法もでき、資料も配れます) 私は、「これは師父があなたに按排された環境で、大切にすべきだだ」と言ってあげましたが、彼はこの仕事は彼の親戚のおかげだと感じていました。その後、孫が生まれて仕事と孫の世話で忙しくなり、さらに引っ越した後は修煉の環境からどんどん離れて、資料や経文を受け取りにも来ませんでした。

  ある日、同修と道で会ったので私は彼の状態を尋ねましたが、彼は他の人に見られるのを怖がっているようで、簡単な挨拶だけで離れようとしました。(私は以前、警官に捕まって、監禁されました)離れる時邪な悟りの話もしました。彼の後ろ姿を見て非常に悲しくなりました。いったい何故こんなに変わったのでしょうか。数年間、新経文や同修の交流文章を見ていなかったので、真相を理解した常人にも及びませんでした。

 後で、旧勢力が病業の形で同修を迫害しました。同修はまだ悟らず、その結果入院し、常人の生活から抜け出す事が出来ませんでした。このように真相資料を受け取るのを怖がる同修は彼1人ではありません。

 以下は、常に真相を伝えた同修の物語です。師父が私達に学法の中で下さる智慧で真相を伝えれば本当に難しくはありません。肝心なことは自分のこの心で、このことを行おうとする願望があれば全部出来ます。

 ある日、私は別の同修の家に行きました。同修は自分が真相資料を配る時に発生した不思議なことを話してくれました。ある日の夜、彼女は、真相資料を入れたかばんを肩からかけ自転車に乗って隣の村に行き真相資料を配りました(当時、既に夜3時を越えていた)初めは、静かでしたが、村の中に入ってみると、十数才の子供達が、目隠しの鬼ごっこをしていました。同修はもう3時なのに、子供達が何故寝ないで遊んでいるのか。こうなるとどのようにして資料を配ったらよいだろうか? 来る前は全部配って帰ろうと思っていましたが、どうしたものか? 安全のため、とりあえず今日はここまでで、明日また来ようと思いました。

 戻ろうとしましたが、彼女はすぐ考え直しました。「いや、ここの人はまだ救われることを待っているのではないのか、これはきっとうわべの現象で旧勢力の按配だ。私は認めない」と思って、再び振り返って見たら、村には1人の子供もおらず、非常に静かでした。同修はすぐ、師父が手伝って下さっているのが分かり、1軒ごとに真相資料を配り、持ってきた資料を全部配りました。家に戻って真相を配る時の心理状態を思い返してみると、前者は怖がる心で、後者が修煉者の正念であることが分かりました。

 もう1回はその同修が、自分の村で真相資料を配った時のことです。彼女の夫は、こっそり彼女の後をついて家をでました。彼女は夫がついて来たのに気づいて振り返ってみましたが、夫は歩みをとめて回りを見回していました。彼女は気にせず、発正念をしながら資料を配りました。ちょっと過ぎて、村の数匹の犬がほえ始めました。彼女はもって行った真相資料を全部配ろうと思って、犬が吠えても気にせずに全部資料を配って家に戻りました。家に戻ると、夫が「お帰り、可笑しい。貴方が家を出てから、後ろについて行ったが、突然貴方が見えなくなって、あちこち見たが貴方を見かけなかった。貴方は歩くのが速いですね」と話しました。

 これで彼女は何故夫が回りを見回していたのかが分かりました。夫に彼女が見えなくても、彼女には夫がはっきり見えました。翌日、村の人々は真相資料を持って集まってしゃべり合いました。その中の1人は、「昨日犬が吼えて、泥棒じゃないかなと思って、窓を開けてみたが誰もいなかった」と話し、もう1人は外に出て見たが何もなかったと話しました。彼女は昨日のことについて話しているのをみて、何も言わず家に戻りました。彼女は師父が弟子の傍にいらっしゃって、自分を保護してくださるのを感じました。

 ここまで書いて、今まで外に出てこない同修がこの彼女の経験から自覚して欲しいと願っています。時間はもう人を待ちません。常人の言葉でこんな話があるではありませんか。「時は金なりであるが、金で時は買うことは出来ない」

  私達はこの千年、万年にも会い難い宇宙大法を修めています。師父の説法の中でも私達は正法の過程は今最後の段階に入っているのが分かります。残りの正法の時間はもう多くありませんが、貴方はまだ放下できない心がありますか。時間を無駄にして、この機会を失うときに後悔してはなりません。同修たちよ、私達は一緒に精進しましょう。頭をはっきりとさせて、しっかりと学法し、自分を修めて、三つのことをよく行い、私達がこの世に来る前、誓った願いを実現しましょう。最後の機会を大切にして、勇猛邁進しましょう。

  2009年6月21日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/14/202705.html