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広東省:三水労働教養所の迫害を暴露

 (明慧日本)広東省の法輪功修煉者・陳賢騰さんは、1993年から法輪功を修煉し始め、常に「真・善・忍」に従って自分を律し、当地での評判はとても良かった。1999年「7.20」以降、陳さんは何度も警官に嫌がらせをされ、2000年に、不法に労働教養処分を科された。陳さんは酷い迫害の末、身体をさんざん痛めつけられた。

 2007年3月5日、陳さんは再び当局の迫害を受けた。サン尾市「610弁公室」の何恵雄の指示で、海豊政保係長・蔡佩隆、聯安鎮派出所の所長・寥漢表は、10数人の警官を引き連れ、陳さんの家のドアを壊して侵入し、陳さんを連行した。さらに、コンピュータや携帯電話などをも持ち去った。

 2007年3月26日、法輪功修煉者・陳さんと郭炳雄さんの2人は、広東の三水労働教養所に送られた。2人を診断した教養所の医師は、受け入れ拒否の意見を提出したため、陳さんを留置場に戻らせた。しかし、「610弁公室」の何恵雄は諦めず、上級機関である省の「610弁公室」に要求した。一方、同教養所を説得し、結局、2007年4月19日、陳さんは再び教養所に送られて、拘禁された。

 その邪悪な暗い巣窟の中で、陳さんは「転向」を拒否したため、警官の残酷な迫害を受けた。

 下記は迫害事実である。

 1、教養所の警官・鄭国強、郭保思の2人は、常に拳で陳さんの額を殴り、また厚い本で頭を猛烈に打撃した。ある日、陳さんは頭部を激しく打たれたため、傍にいた警官は見続けることができなくなった。事後「大丈夫か?」と陳さんに聞いた。鄭国強、郭保思の2人は、何度も陳さんを椅子に固定して、長時間スタンガンで電撃した。ある日、陳さんは手足を「竜のベッド」という刑具の上に縛られ、高圧のスタンガンで電撃された。陳さんは屈服せず、「法輪大法は素晴らしい!」と大声で唱え、断食して抗議した。

 2、法輪功修煉者の睡眠を剥奪するのは当局の常套手段である。陳さんも例外ではなかった。最初は少しの睡眠を許可したが、その後、時間は段々短縮され、最後には、「転向しなければ、眠らせない」と脅された。陳さんは断食して抗議したため、状況は少し改善した。

 3、激しく照りつける太陽の真下で、長時間特定の姿勢をとらされ、ずっとしゃがまされた。これも当局の常套手段である。

 4、情を利用し、家族を動員して教養所に行かせ、泣いたり、罵ったりして、修煉者を転向させようとした。幸いなことに、陳さんの家族は当局の邪悪を洞察し、当局に協力しなかった。

 5、奴隷のように強迫して労働させるが、労働報酬は搾取された。これも三水労働教養所の手段である。

 6、食事と宿泊条件は極めて悪い。警官らは陳さんに臭いご飯と、汚い薄い野菜スープだけを与えた。

 何度も迫害されたため、陳さんの身体は非常に衰弱し、物がはっきり見えなくなり、気息奄々の状態となった。警官らはそれでも諦めず、依然として陳さんを転向させようとし続けた。しかし、陳さんの心は動じることがなく、転向しなかった。

 2007年11月9日、当局は陳さんが教養所で死ぬことを恐れ、責任逃れをするため、一時出所の名目で陳さんを自宅に戻した。

  2009年6月21日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/17/202907.html