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「怠慢、怠惰」は修煉者にとって本当の意味での敵である


文/瀋陽の大法弟子

(明慧日本)2009年6月8日、明慧ネットから、偉大で慈悲なる師父がニューヨーク法会にご光臨され、弟子たちに説法されたというニュースが飛び込んできました。私は心の中でとても喜びました。9日の夜中零時に発正念を終えてすぐに寝ました。荷物を片付けている夢を見ました。夢の中の大体の意味は、みんなが荷物を片付けて出発の準備をしているようでした。私は便利を図り、古い荷物を開けて新たに片付けるものはなく、赤い布とその他のものを中に入れようとしましたが、どうしても入りません。間もなく出発の時間が近づいたというのに、荷物の片付けはまだ終わっていません。私が原因でみんなの出発が遅れていると分かっています。私一人の原因で、みんなの出発を遅らせていると思うと、心の中で非常に焦っていました。焦っているところで目が覚めました。

 夢の中の出来事で頭がいっぱいになり、私はなかなか再び眠りに付くことができませんでした。内へ向かって自分の反省すべき点を探しました。私は1996年に、幸いにも法を得られて大法弟子になりました。私は常人の中では軍人出身です。軍人にとっては荷物を片付けることは当たり前のことで、早く片付けができるはずなのです。しかし、夢の中ではなぜか荷物も片付けることができません。原因は自分が師父の教えに(最後になるほどもっと精進するべきである)従っていなかったからです。また、旧勢力の邪魔もありますが、自分の怠慢、怠惰、安らかな常人生活への憧れなど、自分が修煉して捨てるべき常人のものをきれいに捨て去ることができなかった部分があります。主な原因は自分のせいで、法を学ぶ時に真面目に学習できなかったことと、少し疲れたら諦めてしまうこと、もしくはたっぷり寝てからと思うのです。あるいは仕事をするときも徹底的にしっかりとやり遂げられません。計画は多いが実現に乏しいのです。口先ばかりで実行できない等があげられます。例えば、何か文章を作成したい!と、思って始めますが、すぐに途中で諦めてしまいます。娘と同じ職場に勤務する某夫妻は大法弟子です。中国共産党による迫害が始まったとき、彼らが修煉を続けたり、諦めたりを繰り返しているのを知っていました。私は彼らに大法の真相資料を渡すと言ってから、2週間過ぎてもまだ実現していませんでした。私はやっと思い出したとき、彼らはすでに実家に戻ってしまっていて、渡すことができませんでした。

 師父が最近カナダの大法修煉体験交流会に送られた『祝辞』の中で、「確固として最後の道をしっかり歩み、法をよく学び、自らをしっかり修めていれば、正念はおのずと強くなり、大法弟子が行うべき事を必ず良く行うことができます。邪悪がおしまいになり、環境が変わりましたが、なおさら自分の修煉を緩めてはならず、衆生を救い済度するという神聖なる使命の中で、皆さんの威徳と光り輝きを作り上げてください!」と書かれています。

 荷物を片付ける夢は、私に法を正す時期は最後の最後の時期を迎えていて、法を正して自分を修め、衆生を救い済度するための残り時間は少なくなったことを教えてくれました。しかし、私にはまだ自慢する心、争う心、時間に執着する心、円満を急いでいる心などの人心をたくさん抱いています。日常の一つの考えと一つの思いは全部法の上に立って考えるべきなのに、特に「眠魔」を突破できません。そして、大法弟子がやるべき三つのことをやり遂げるにしても効果が上がりません。師父の慈悲なる心、私を苦しみから救い済度する心を裏切り、非常に恥ずかしく思っています。師父は『2008年ニューヨーク法会での説法』の中で、「あなたの向上が第一義のことだからです。あなたの向上がなければ、全てが問題外のことになり、衆生を救い済度することも問題にもなりません。あなたの向上、あなたの圓満成就がなければ、あなたが救った衆生はどこに行けばいいのでしょうか? 誰が彼らを受け入れるのでしょうか? なぜこのように問題を見ないのでしょうか? 」と教えてくださいました。前よりゆったりとした環境の中で怠慢、怠惰になることは修煉者にとって本当の意味での敵です。この最後の時期に、自分の修煉を緩めてしまったら、今までの修煉は全部無駄になってしまうからです。一人の円満するべき大法弟子が円満することができなかったら、衆生に対する犯罪であり、師父に対する最大の不敬です。歴史が我々に与えられた使命は円満成就することだけであり、それを裏切り、自分を修めない権利は我々には与えられていません。

 師父の夢の中の教えに感謝しています。夢で見たことを書いた目的は、自分の不足を明らかにし、皆さんとの距離を縮め、修煉の道に遅れないように頑張り、合格した大法弟子になりたいからです。

 2009年6月22日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/20/203005.html