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山東省浜州市:新婚夫婦が強制連行され、妻は植物人間に(写真)

(明慧日本)山東省浜州市の法輪功修煉者・陳広霞さん(30)は美術大学を卒業し、絵が上手なうえに歌も踊りも上手で、多芸多才である。

 2006年7月、結婚して2カ月になる陳さんと夫は、共に中国共産党当局に強制連行され、労働教養所で迫害を受けた。陳さんは、山東省第二女子労働教養所で迫害を受け、両足ともに半身不随になり、今なお昏睡状態が続き植物状態になっている。浜州市浜城区の法輪功修煉者・孫降東さん、陳さん夫婦は2006年7月26日、法輪大法の「真・善・忍」の素晴らしさと、法輪功が迫害を受けている真相を一人でも多くの人に知ってもらうために、浜城区の黄河団地で真相資料を配っていた時、黄河団地の保安人員の密告に遭い、その晩に強制連行された。浜城区中国共産党政権の「610弁公室」の人員・曹楽堂などは、夫婦2人を脅し、自白を強いる手段をもって迫害を加えたうえ、不法に労働教養所に強制連行した。

孫降東さん、陳広霞さん夫婦

 陳さんは不法に労働教養2年半、孫降東さんは3年の労働教養を科された。陳さんは山東省第二女子労働教養所で、かつて6日間、昼夜を問わず強制的に直立不動の姿勢で立たされたことがあり、両足が半身不随となり、トイレに行くにも人に背負われて移動しなければならなかった。そんな彼女に労働教養所の警官は、不明な薬物を注射したため、陳さんは全身が弱々しく力がない状態になり、常に昏睡状態に陥り、まるで植物人間のようになった。植物人間になった後、陳さんはやっと家族の元に返された。孫降東さんは不法に山東省第2労働教養所(山東第二労働教養所の所在地:章丘市官庄郷済王路29号161-7)に身柄を拘束された。労働教養所は家族と面会することさえ許可しなかった。孫降東さんは一貫して拘禁中の迫害に反対し、労働教養中でも揺るぎ無く法輪功の素晴らしさと法輪功が迫害を受けている真相を伝え続けた。 このようないわれもない迫害により一つの幸せな家庭が一家離散した。しかも、それでも中国共産党当局は、彼ら及び家族に対して監視の手を緩めず、時々ごろつき手段を用いて陳さんの姑を脅した。そして不法に彼らの電話を盗聴し、住居を監視した。

  2009年6月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/20/203086.html