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黒竜江省伊春市:3人の法輪功修煉者を秘密裏に判決

(明慧日本)2009年6月18日、黒竜江省伊春市金山屯裁判所は、西林区で不法に開廷し、法輪功修煉者・張培訓さん、包永勝さん、栗叢富さんに秘密裏にそれぞれ9年、11年、8年の判決を下した。

  6月1日、金山屯裁判所で開廷した際、検察院が捏造した証言は弁護士たちによって覆された。法廷で6人の弁護士は、朝8時30分から夜18時30分まで、「真・善・忍」を信奉することにたいして無罪の弁護をし、熱烈な拍手を得た。

  閉廷後、2人の警官は小さな声でこう話した。「これらの弁護士の弁護は本当に素晴らしかったです。みんなが拍手をする時、私達も一緒に拍手をしたかったですが、怖くてできなかったのです。こっちの証言はきっと嘘の証言をしたと思います」

  6月18日、世間の人々、家族、弁護士を避けて、金山屯裁判所は再び西林区で不法に開廷したという。2回目の開廷では証拠も、理由もまったくないまま秘密裏に独自に開かれた。

  6月1日、金山屯裁判所で開廷した時、中共関係者は3人の法輪功修煉者に法律の実施を邪魔したとする罪名をつけようとしたが、弁護士らにどの法律を邪魔したのか? と聞かれ、返答に窮した。実は、法律の実施を邪魔したのは、司法部門である。

  好奇心から傍聴に訪れて追い払われた人がこう言った。「私たちは1999年『7・20』当時、毎日、テレビで法輪功の悪口を聞きました。今やっとこんなチャンスがあり、一体どういうふうに法輪功修煉者らを審判するのか? 法輪功のどこが間違ったのか? 見せてもらいたいです。なぜ我々を傍聴させないのですか? 罪がないと言う法輪功修煉者の真相資料をなぜ禁止しますか? 一党独裁で、中共の関係者は十数億元を汚職しても、数日後には釈放されますが、法輪功修煉者に対しては随分残酷です。しかも、ただ信奉するというだけで迫害され、私は、テレビ放送の通りだとは思わないのです」

  張培訓さん、包永勝さん、栗叢富さんはこの不合理な判決に上訴し、家族も抗議した。そして、法輪功修煉者に残虐な拷問の迫害を行った関係者らを上訴すると声明した。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な容疑者らの情報は、中国語ページを参照)

  2009年6月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/21/203169.html