日本明慧
|
済南:法輪功修煉者・劉紅祥さんは迫害されて死亡(写真) (明慧日本)済南の法輪功修煉者・劉紅祥さんは、法輪大法「真・善・忍」の基本理念を固く信じて修煉を続けたため、中国共産党の警官や、悪い連中の迫害を受け続け、2009年6月20日の朝、無念な思いを晴らせないまま、34歳の若さでこの世を去った。
劉紅祥さんは、元、済南石油化工第2工場の従業員で、優しく勤勉な人柄で皆に好かれていた。 1999年「7・20」、法輪功修煉者を対象にした弾圧が開始され、済南石油化工第2工場の、劉紅祥さんを含む10数人の同修も解雇された。法輪大法を守るため、彼は2000年10月1日に北京天安門広場で平和的な陳情を行なった。しかし、済南の警官に追い払われた上、罰金2400元を取られた。また、同年7月末に、民衆に法輪功の真相を伝えたため、不法に労働教養3年の実刑を言い渡され、王村労働教養所と、劉長山労働教養所に監禁され、洗脳や拷問を受けた。 劉長山労働教養所を出た後、劉紅祥さんは同修の会社でこつこつと仕事をしていた。短い間の安定した生活の中で、暖かい家庭を築いた。しかし、ここでも迫害の経緯があった。当初、彼が結婚届を出したのに、戸籍所在地の済鋼警察署が受理しないと言って困らせた。結局、この理不尽な行為を法廷に訴えた。 2004年4月22日の深夜、歴城区「610弁公室」と、済鋼、王舍人鎮警察署の警官らは、劉紅祥さん、于亜麗さん、初忠美さん、蘇樹征さんなど8人の法輪功修煉者を煉行した。彼らは会社と修煉者の家を荒らして金品を奪い、連行に参与した警官らに結構な賞金を与えたことがわかった。共産党は金で警官らを唆して犯罪を行わせており、邪悪の極まりだ。 迫害が続く中、劉紅祥さんは2回目の労働教養で、肺結核の症状が現れたが、それにもかかわらず、監禁生活を強いられた。その後、家に戻った彼は、体が衰弱しているにもかかわらず、歴城区「610弁公室」、済鋼と、王舍人鎮警察署を絶えず訪ねて、奪われた金品を取り戻そうとした。 何年経過しても、劉紅祥さんの行方を監視するための取調べや嫌がらせは、絶えることがなかった。今年3月末、済鋼警察署の警官は口実を付けて彼を罠にはめ、5、6人を捕まえて連行した。 4月末、劉紅祥さんは山東省胸科病院に入院した。そこで巨額の医療費を費やして、肺結核と、他の病変で投与した薬により、彼の肝臓や胃腸が損なわれたが、6月13日に、病院側は彼を退院させた。6月20日の朝、劉紅祥さんは借りていた小さな部屋で息を引き取った。残されたのは若い妻と85歳の老父で、非常に悔やまれる。 2009年6月27日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/24/203346.html) |
||||||