黒竜江省鶏西市:王新春さんは強制連行され、妻は再労働教育、娘は中途退学
(明慧日本)黒竜江省鶏西市の法輪功修煉者・王新春さんは、鶏西第2留置場に監禁されて、公安の警官に自白を強いられ拷問を受けた。顔はひどく腫れあがり、口もとから流れる血が止まらなかったという。何よりもひどかったのは、警官が王新春さんの頭を酷く殴ったため頭蓋骨が露出し、現在、意識不明の状態に陥り、病院で緊急措置を受けている。
中国共産党が、法輪功迫害を開始して以来、王新春さんが受けた迫害は今回で4度目となる。
2009年5月14日の明け方4時ごろ、鶏西市恒山区紅星郷派出所の警官・于洪斌、呂志民は2台の車で保安員を引き連れ、王新春さんの家の大きい鉄門を、車をぶつけて壊して開けた。前後からはさみ打ちにして不法に王新春さんの家に侵入し、王新春さん、妻・魏桂君さん、娘を強制連行した。そのうえ不法にかばん1つ、2袋の財物と、現金1万元を奪い去った。
その時、隣近所の人たちは警官らの行動が怪しいと思い、「なぜ彼らを逮捕するのか?」と聞いた。警官らは、自分らの不法行為は民心の納得を得られないと知り「彼らは売春をし、反動ビラを貼った」と、濡れ衣を着せて人を陥れた。隣近所の人たちは、警官らが真っ赤なうそをついていることをすぐに見破った。王新春さん一家は法輪功修煉者で「真・善・忍」に基づいて自分を律するいい人たちだと知っていたから、警官らの野蛮な行為に憤激してやまなかった。
その当時警官らは、王新春さんの19歳の娘まで強制連行しようとしたが、王新春さんには半身不随で一人では生活さえできない年配の母親がいたため、娘はやっとこの悪運から免れることができた。しかし娘は、その時から話し声が聞こえるだけでも怯えて、外出する勇気さえなくなり、おばあさんの世話をすることもできなくなった。そこで王新春さんの兄が母親の面倒を見ることにした。当時娘は、高校三年生で大学入試に直面していたが、通学することすら恐れていたため、親戚が可哀相に思い彼女を家に連れてきて面倒を見た。
また、警官らは王新春さんの勤務先にまで行って、仕事に使っているパソコンとプリンターを没収した。
王新春さんの妻・魏桂君さんは、朝4時に強制連行されてから一日中食事さえも与えてもらえなかった、現在、魏桂君さんは不法に労働教養1年の判決を受けて服役中である。
2009年6月28日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/25/203421.html)
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