日本明慧
■印刷版   

大法弟子は迫害を受けるべきではない

(明慧日本)明慧ネットで大法弟子が迫害を受けた文章を読むと、心の中はとても辛く、このような迫害は存在すべきではありません。つまりこのような修煉方式は衆生を壊滅することを代価にするため、大法弟子としてどうしてそれを採用することができるのでしょう。師父は迫害を認めておられません。それが主な原因の一つであることを悟りました。

  事実上、師父の慈悲は宏大で、旧勢力に隙に乗じられたときも、私たちは正念さえ出れば、邪悪は迫害することができなくなり、邪悪が不法に捕らえようとしても、牢獄に拘禁されていても、正念で迫害を減らし、あるいは迫害を停止させることができます。

  私は同修が残虐な拷問に遭うことを見て、自分の経歴を話して、同修に教訓を覚えさせたいと思っています。

  2001年、私が不法に連行される数日前に、母は夢で師父から一つの期日を教えていただき、そのとき何となくこの数日の間に何らかの危険があるかも知れないと感じていましたが、なんとその期日に強制連行され、不法に1年の労働教養を判定されました。2回目は洗脳班に連行されて(それまでほとんど修煉しなくなった)、心の中は機会を見つけて逃げようと思い、そこでずっと法を正す口訣を暗唱すると、鎭政府の中で突然人が全て動かないのを見て、おかしいと思って、逃げようとしましたが、ちょっとしたためらいで機会を失ってしまいました。3回目は、ある日の正午あたりに法を学び終わって、突然一抹の不安に襲われ、私は正念を発し始め、後ほど一群の人が階上に上がったことに気づきました。私はそのときちょうど階下にいたため、即座に避けることができました。これによって、危険が現れる前に師父がいずれも私たちが迫害されないように悟らせて下さっていて、これらの悟らせが現れたとき内に向けて探して、正念で妨害を取り除かなければなりません。

  実は刑務所の中で迫害に反対するときも正念がなければなりません。2001年留置場の中で絶食していて、役人が同修に食を流し込もうとしたことを見て、私はそのパイプをしっかりとつかみ、口の中に咬むと、彼らは怒って見境もなくどっと押し寄せて、殴ったり奪い取ろうとしたりしました。そのときはすでに絶食して数日経っていて、どうして突然こんなに大きな力が出て7〜8人の男性が奪い取ることを防げたかと一瞬不思議に思いました。これはそのときただ迫害を制止したいと、他の人のことだけを考える正念から出た力なのかも知れません。後にある人が私の鼻をしっかり摘んで、私は息ができず死にそうだと思ったため彼らの思い通りにならせました。私の親指が彼らに引き裂かれて、顔も紫になったことに後で気づいたのですが、しかし当時はちっとも痛いと感じませんでした。

  労働教養所に入ったときまずスタンガンで電気ショッックを受けて、所謂保証書を書かせることを、繰り返す中で、なぜか死んだら両親に遭えないことが恐くなり、この一念で直ちに痛くて我慢できないと感じました。本当に一念の違いで、神と人間の分別が明らかになります。2回目は洗脳班に入って、食を流し込む時に、私は思わず法を正す口訣を暗唱すると、そのパイプはどうしても挿し込むことができず、私も不思議だと思いました。しかしその人が私に口を開けと言って、私が協力したため、そのパイプはすぐ挿し込むことができました。

  私自身の修煉はまだまだ不十分ですが、これらのことを言いだしたのは、ただ同修に、自分がどこまで修煉したかにかかわらず、危険な情況に出会ったとき、必ず正念を覚えて、師父はいかなる弟子も迫害の中で修煉することを望んでおられないことを堅く信じなければならず、あなたは邪悪が恐くないのであれば、悪者の悪行を制止することができると教えたいのです。

  特に刑務所に拘禁されている同修が正念と正行で悪者を制止することを望みます。再び殴られて傷つけられて、甚だしきに至っては生命を失うことのないように気をつけなければならず、これは衆生にとっていかなる利益もありません。正々堂々と法を実証し、出てくることによって、ようやく邪悪を震え上がらせて、世の人々を救い濟度することができるのです。

  事実、人間世界の全ては幻影に過ぎず、私たちは邪悪がその背後で操っていることを知るべきです。師父は『 法を正す中で必要なのは正念であり、人心ではない』の中で「人間は神に対して何ができるのでしょうか」、また『洪吟』の「広度衆生」の中で「 法を得れば 即ち是れ神」とおっしゃいました。特にそのような情況の中で、師父はいずれも特別に功能を最も強いところまで加持して下さいます。もちろん外の同修も邁進しなければならず、邪悪に迫害の口実を与えることなく、できるだけ損失を最小限に減らすべきです。

  2009年7月1日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/26/203458.html