日本明慧
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一思一念を正しく見る


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)私が同修と特殊な場所へ真相を伝えに行った時のことです。私たちは大量の資料(10以上の横断幕、数百部の資料とたくさんのシール)を持っていました。たくさん配り、たくさん貼りましたが、最後にシール一枚だけが残りました。同修はそれをある建物の門の近くに貼り、その場を去りました。門から出ようとした時、私は「もう、これで安心だ」と思い、門から足を踏み出したとたん、「止まれ!」という叫び声が聞こえてきました。守衛が飛び出して来て同修を掴まえ、同修を守衛室のほうに引っ張りながら、電話で通報しようとしました。

 私は追いかけて行き、電話を抑え「電話をしてはダメです!」と叫びました。守衛は驚いて、恐る恐る聞きました「なぜ電話しちゃダメなのか?」「私たちはあなたを救いに来たのに、あなたは通報しょうとする、善悪には必ず報いがあり、これは天理です! あなたとあなたの家族に素晴らしい未来を選択してください」と私は言いました。そして、私たちは彼に真相を伝えました。彼は少し真相が分かったようでしたが、上司に責任を追及されるのを恐れてためらっていた時、そこへ上司がやって来ました。続けてその上司に真相を伝え、その上司も共産党から脱退して素晴らしい未来を選択しました。帰る時、私たちに安全に注意するようにと励ましてくれました。

 私は彼らを見てとてもうれしく思いました。家に帰り、同修とこの出来事を話し合いました。もともと、その場を立ち去る時、同修も同じ考えを持っていたのです。この正しくない考え、この弱みを旧勢力に突かれ、邪悪に妨害されたのです。しかし、私たちには恐怖心がなく、人を救い済度することしか考えていませんでした。だからこそ、師父が私たちを守ってくださり、私たちは危険を無事に乗り越えることができたのです。師父に感謝いたします!

 この出来事から、師父が説法された「その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある」(『転法輪』)の法理をさらに深く理解することができました。

  2009年7月2日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/25/203422.html