日本明慧
■印刷版   

陜西漢中市:法輪功修煉者・鄭翠萍さんは迫害されて死亡

(明慧日本)陜西漢中市漢台区に住む62歳の法輪功修煉者・鄭翠萍さんは、ずっと地元の警官に迫害されたため、病弱の身体がますます悪化した。2007年12月、地元の公安分局に連行され、重労働をさせられたため、鄭さんは2009年4月28日に無念な思いを晴らせないまま死亡した。

  鄭翠萍さんは回族で、元漢台区土産会社の財務担当であった。1999年5月から法輪功を修煉したことによって、患っていた持病が自然に治った。彼女は「真・善・忍」に基づいて、自分を律し、道徳心の高い人になるように他人のことを優先に気を配り、人のためにという心構えで行動した。家庭もとても円満になり、人との付き合いも睦まじくなった。

  1999年7月20日、中国共産党は法輪功を弾圧し始めた。鄭翠萍さんは大法を堅信して2000年3月の初め頃、何人かの同修と理不尽な迫害に抗議するため北京へ陳情に行った。そのとき警官に捕らえられ、漢台区公安分局政保科科長・馬平安、李有志、劉德有らが漢中の漢台区拘留所へ連行した。この間に、警官らは勝手に彼女の家に不法に押し入って荒らした。

  拘留所で馬平安やほかの管理人の示唆で、服役中の刑事犯と麻薬犯)が鄭さんを迫害した。殴打と侮辱を繰り返し、寝かせなかったり、立ちっぱなしにさせたりすることは日常茶飯事であった。彼女が転向に応じないため、警官と麻薬犯・鐘恵と、劉平娃は受刑者全員を率いて彼女に集団暴行を加えた。あまりにも酷いダメージで床に倒れたままでも、暴行はやまず、ずっと意識のないまま暴行は続いた。

  そのために重傷で呼吸困難を起こし、命が危険に晒された。鄭翠萍さんは3201病院に運ばれた結果、胸骨と、肋骨が折れた状態で酷い暴行の深刻さを物語っていた。警察側は2カ月の治療が必要な事態になっても、治療を施す気がなく、彼女は負傷したままだった。

  加害者の馬平安と、門全秀連中らは責任を回避するため、彼女は肝炎を罹っていると口実をつけて、不法に判決された1年6カ月の強制労働教養刑から釈放するついでに家族から3000元を騙し取った。

  鄭翠萍さんは家に戻ったが、完全に体調が崩れて病弱な日々が続いた。2007年12月、彼女は同修と、郊外の趙庄郷で真相を伝える資料を配った時、また警官・馬平安、李有志、裴光明らに連行された。漢台区拘留所に拘禁されてエスカレートした迫害と重労働を加えられた上、1年半の労働教養を不法に言い渡された。こうして、鄭翠萍さんはあまりにも残虐な迫害を受けて、耐えられなくなり、ついに2009年4月28日に無念な思いを晴らせないまま、この世を去った。

  2009年7月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/30/203676.html