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人々に真相を知って貰うことが大事(写真)

(明慧日本)2009年6月20日、フランスの脱党サービスセンターはパリ市の中心部ベルヴィル城(Belleville)で、中共のすべての組織からの脱退した(「三退」とも言う)人数が6千万人を超えたことについての声援集会を行った。同時にフランス在住の華人や留学生に脱党の情報を提供した。

パリ市のベルヴィル城(Belleville)にある脱党サービスセンター

法輪功の真相に関するパネル展示

 週末のベルヴィル城は大勢の華人で込み合っていた。このにぎやかな商店街には人々が往来し、その中で希望の声ラジオ放送が商店街に響き始め、中共組織の党員、青年団員、少先隊に加入したことのある人は、早く脱退声明を行えば、刻印された邪悪な獣の印を抹消したことになり、明るい素晴らしい未来を迎えることが出来ると呼びかけていた。アナウンサーの透き通った声が響き渡り、地下鉄を利用している人々は思わず足を止め聞き入っていた。ある人は『大紀元時報』や『共産党についての九つの論評』を自から貰っていた。その場で30人以上の人々が脱党声明を行った。脱党した1人の若者は大紀元時報を貰い嬉しそうな顔で「僕は大紀元時報を読むのか大好きです」といったのである。

  L・ジュリアンさん(Julien Luro)は金髪で青い目をしたフランス人の美男子で、緑色食品の卸販売の仕事に従事している。L・ジュリアンさんは以前に市場調査のため2年を費やしてアジアの旅をしたことがある。交通手段として飛行機を利用せず、電車や長距離バスを利用するか徒歩で旅をした。中国では南方の雲南、四川、チベット、ウイグル地区などを旅したという。L・ジュリアンさんは展示パネルを時間を掛けて読み終えてから記者に対し「法輪功は心身を修煉するための活動であり、とても正しいし素晴らしいことです。この迫害の悲惨さについては知らない人が多くいるので、彼らにこの迫害の真相を知って貰うことが重要だと思います」とコメントした。 

  中共は生きている法輪功修煉者の臓器を摘出し、高値で売買していたことを聞いたL・ジュリアンさんは「私は法輪功に対する迫害の事実については受け入れ難いのですが、でも、今日皆さんとお会いすることが出来たことを嬉しく思います。中国人として自らここで真相を伝えることは良いことであり、影響力と信憑性を高めることが出来ると思います。人々が真相を知り、中共の洗脳が如何に怖いか、如何に陰険かを事実上理解するようになります。それから私に理解できないのは、フランスに来ている多くの中国人と出会いますが、彼らはこの話を信じようとせず、中国が最もいい国であると信じているようでした。不思議なのは、この事実は世界中が知っているにも関わらず何故中国人が知らないのか? それは独裁政治がもたらした結果です。しかし、これからは人々が認識し始めることでしょう。ベルリンの壁は一日で崩壊したではありませんか。中国にもこのような日が早く到来することを心から待ち望んでいます」と更にコメントした。

  L・ジュリアンさんは最後に記者に言った言葉は「若し歴史上中共の存在がなければ、文化大革命がなければ、中国は?」 と疑問を投げつけて別れを告げたのである。

  2009年7月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/23/203302.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/6/30/108721.html