日本明慧
■印刷版   

西洋人の新しい修煉者の修煉体験

(明慧日本)

尊敬なる師父こんにちは、同修の皆さんこんにちは。

私は法輪大法を修煉して、はや1年1カ月が経ちました。『転法輪』を発見したのは、ドイツのハンブルクにある母の部屋の中でした。その本はそこに眠っていてすでに3年経ったことが分かり、それはわざわざ私のために置いてあったに違いないと思っていました。

私はずっと高い次元まで上がることを望んでいたため、とても細かくこの本を読んで、『論語』を読んだ時、私はこれが自分のずっと探していたものだと思いました。

私は心からとても嬉しくて、すぐにも和尚になることを考えました。しかし、引き続き『転法輪』を読むことによって、「常人の社会の中で」との言葉がよく現れていました。それで、私は自分が今現在の生活の中のいくつかの事を変えるようにしましょうと思い、間もなくして、長い間続けていた喫煙と飲酒の悪習を取り除くことができました。

私は修練の初期に多くの不思議な事が起きました。夢の中で、ある人は私に報復したり、私の命を取ろうとしたりして、またいろいろと奇妙な業力を取り除く現れがありました。しかし、師父と法輪はいつも私を守ってくださいました。

修煉するにしたがって、生活も大きく変化していきました。私は突然、3週間も片付けなかった部屋をきちんと整理整頓し始めました。そのようにして、私はなりふり構わないことからもう一つの極端に走るようになって、完全無欠を追求するようになりました。しかし、次第に適切な対処の仕方を取ることができました。

始めた頃、父はいつも私に面倒を起こして、私の心性が変わることができることを信じませんでした。そんな中で、私はより寛容になるように試みて、いくつかの苦しみを辛抱しました。今、父は法輪大法のすばらしさが分かり、しかもひそかに称賛しています。

こうした中で、私は修煉に励むようにし始めました。始めた頃第2セットの功法は私にとってとても辛抱し難くて、すべての姿勢は3分間で汗が出始めました。これらはすべて業力から来ているものです。

私の足はずっと硬く、結跏趺坐は私にとってとても困難でした。しかし、私は自分に対してとても厳しくて、3回目で完全に双盤(両足を組んだ結跏趺坐)できました。とても痛かったのですが、私は汚い常人社会の中で長いこと待っていて、今私は巨大な力があると感じたため、体の痛みは何でもないと思って、1時間を続けることはできると感じました。このようにして、私は突然たくさんのエネルギーと力が湧いてきました。

およそ半年後、私はその時のガールフレンドと別れました。彼女が新しいボーイフレンドがいることを知った時、2日間とても苦悶していました。私の嫉妬心と多くの隠れた執着心が現れてきたのでした。私は、それまではそれらを抑えただけで、本当に取り除くことはなかったと悟りました。私はこのすべてが現れたことは良いことだと思いました。私は、その後の苦痛に耐えることを通して、私は無私になることができ、慈悲をもって対処することができたと感じたのです。

このように私の修煉はいっそう高まり、心の中により多くの「善」の要素が現れました。一種のとてもエゴのものは消えてなくなって、私の心はまたいくらか大きく広くなりました。

師父は私たちに「精進」するように求めておられ、その中から私は、異なった次元で異なった現れ方があることを認識しました。人間の次元で「緩めない」ことで、より高い次元になると、私は絶えず法を認識し、法に同化して、道を悟って、そして自己を取り捨てることだと思いました。

私は、師父が私になさったすべてに感謝いたします。師父が私に少しずつ自信を回復させ、猜疑心を無くさせて、私はついに信仰を探し当てました。人間の次元で、私は次第により忍耐し寛容することができるようになりました。

私は修煉の道程をよく歩み、全心全霊で衆生を救い済度し、師父に遵って法を正します。それから、すべてこの願望を抱いた人が返本帰真し、内心の深いところから法を理解し、彼らの天上で誓った言葉に約束を果たし、そして絶えず進歩して、認識の上で緩めないように望んでいます。永久の誉れは、これらの勇気があって人の世に下りてこの事に参与した人に与えられるものです。

尊敬なる師父にお礼を申し上げます。  

(2009年オーストリア法会での発表原稿)  

2009年7月11日  

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/10/204271.html