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河南省女子刑務所は虚弱な老人を迫害し続けている

(明慧日本)華南省女子刑務所は、別名新郷女子刑務所とも言う。今現在、200人以上の法輪功修煉者を拘禁している。刑務所の敷地には建物が林のように立ち並んでいて、キンモクセイの並木が刑務所の周りを囲み綺麗に見えるのだが、実は中では犯罪行為が行われており、人々に知られないように隠蔽している。その犯罪行為とは法輪功修煉者を迫害することで、迫害実績が中国共産党に認められ、2005年に「模範刑務所」として表彰されたのである。

 法輪功修煉者を拘禁し迫害しているのは、主に第9大隊と第11大隊である。200人以上がここに拘禁されている。法輪功修煉者のほとんどの人は白髪交じりの高齢の女性で、中には70歳過ぎの人も居る。作業場を覗いて見ると一目瞭然で、すべての人が虚弱な高齢者だった。仕事の内容は輸出用のアクセサリを作っていた。数珠の大きさは米粒のように小さく、通す穴も小さいため、度の強い老眼鏡を掛け、腰を曲げて長時間の作業をしていた。疲れ果てて食欲がなく、目も見えなくなり、血圧は上がり、ベッドから起きられない人が続出している。

 トイレに行くのも時間が決められていて、許可が必要である。そして、修煉者に法輪功を誹謗中傷する内容のビデオを見せたり、体罰を加えたり、罵声を浴びせたり、独房に閉じ込めたり、睡眠を取らせなかったり、長時間に亘って強制洗脳をされたり、風呂にも入らせない、修煉者同士の会話も禁止された。

 窃盗、詐欺、殺人犯らを修煉者の「矯正教育」担当者として使っていた。スパイと同じようなやり方で、1人の修煉者の行動に対し数人の受刑者を付けて監視させた。文化大革命のときの「互助組」と言う方式を利用して、修煉者の睡眠や、食事、トイレへ行くときの行動を監視していた。そして、身体を鍛えると言う名目で他の気功を強制的にさせた。刑期が満了しても「『610弁公室』からの許可がないので釈放できない」と言って、わざと刑期を引き延ばすのである。

 修煉者・李妙さんは、偃師留置所で殴打されて、半身不随になり、高血圧などの症状が現われ、日常生活も自立では維持できない状態に陥り、看護が必要となった。家族が面会に行ったときには7〜8人の手を借りて運ばれてきたのである。形のうえでは一級の身体障害者と認証されたにもかかわらず、色んな理由をつけて釈放しないのである。

 最年少の劉寧寧さん(17歳)は、8年の刑罰を科され、刑務所内での迫害は既に5年が経過している。

 楊秀霊さんは、1年以上に亘り法輪功修煉者と隔離されており、彼女の固い信念でも帰ることが出来なかったため、今は強制的に第4大隊のトイレ掃除を命じられている。

 張春花さんは5年以上拘禁されている。悪辣な警官は彼女に対して睡眠を奪い、長時間の重労働をさせられても彼女の信念を変えることは出来なかった。

 趙喜蓮さん(40歳代)は、迫害されたことにより髪が真っ白になった。悪辣な警官・李霞らは職権を乱用して、受刑者から賄賂をもらい、その受刑者らが法輪功修煉者の「転向」や「監視役」に回されるのである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 2009年7月12日


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/24/203333.html