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米国議員:中国官僚へ書簡を送り、法輪功修煉者の釈放を要求


文/米国カリフォルニア法輪功修煉者

(明慧日本)米国カリフォルニア下院議員チャク・デボル(Chuck Devore)氏は、2009年7月7日にそれぞれ上海市市長の韓正、安徽省委員会書記の王金山と遼寧省長の陳政高へ書簡を送り、直ちに不法に監禁された女性法輪功修煉者の4人を釈放するよう求めた。

 デボル氏は、上記の法輪功修煉者の自由を獲得するためにカリフォルニア下院に議題を起草し、他の80人の議員と共同で中国当局に釈放を要求すると表明した。


 以下は書簡の翻訳である

 私チャク・デボルは、カリフォルニア70区の下院議員であり、2010年米国上院の立候補者です。私は50万人のカリフォルニア住民を代表して、定期的に全国の出版物、インターネットおよびテレビ媒体を通じて100万あまりの米国人民と連絡しています。

 今回、私は書簡を通じて以下の米国公民の親族の人身自由と安全へ関心を持っていることを表明します。

 李燿華さんと張軼博さんは今上海徐彙区留置場に監禁されているそうです。2人は張軼淵さんのお母さんと妹さんです。張さんは優秀なカリフォルニア住民であり、今カリフォルニア大学ロサンゼルス分校の審美歯科の主任補佐を務めています。

 馬金花さんは、2008年9月より安徽省女子労働教養所に監禁されたそうです。彼女は王馬瓊(ケイ)さんのお母さんです。王さんは優秀なカリフォルニア住民であり、コミュニティで良い評価をされています。

 王春彦さんは、遼寧省女子刑務所に監禁されているそうです。彼女は于萍さんのお母さんです。于さんはカリフォルニアの住民であり、州政府と民衆に尊敬されています。

 上記4人の女性は、ただ法輪功を信仰しているだけの理由で、裁判と他の正当な手続を経ないままに監禁されました。これは中華人民共和国の憲法に違反することは言うまでもない事です。第二章36条中に、「宗教信仰自由」を保障すると明確に書いてあります。第二章第37条に「人身自由」、38条に「公民の人格尊厳」を保障すると明らかにあります。

 これらの女性たちの自由権利を保護するために、各位へ書簡を送るほかに、我々はまた他の行動をとります。貴方達の同僚と上司に、貴方達自身の執務範囲内に発生したこれらの女性たちが受けた理不尽な迫害を知らせるために、この書簡の内容を同時に送ります。私はカリフォルニア下院に提案を発して、(中国当局へ)これらの女性たちを釈放するよう促します。さらに、私は米国国内と国際の媒体を利用して彼女たちの受けた迫害を公開します。百万人あまりの米国人はこれからもっと貴方達が如何にこれらの女性を対処するか注目します。

 貴方は真に中華人民共和国の理念を貫くことを実践すると信じています。これらの女性たちを監禁することは過ちです。貴方は公正にこれらの女性たちを対処するよう期待しています。

 7月4日の建国記念日に、当議員は自分の助手に上記迫害されている人たちの在カリフォルニアの親族へ挨拶をさせて、記念日当日に彼らの親族が自由を得られないことについて慰問し、迫害者の自由のために全力で奔走している。

2009年7月12日


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/9/204242.html