日本明慧
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謙虚になる


文/アメリカの大法弟子

(明慧日本)広大な海は数えきれない多くの川の水を収容することができます。なぜなら海は一番低い所に位置しているからです。

 最近、人とトラブルが起こるとき、自分のとても頑固な執着をはっきりと意識することができました。その執着は自分を人より高い位置に置き、高い所から下を見ているのです。本当にみんなが酔っていても、自分だけが醒めているかのようで、他人や同修と接するとき、一つの考え、一念の中で意識することができない要素が潜んでいます。

 態度や言動で、自分を中心に考え、自分が正しいと思い、自分流のやり方を通し、他人を尊敬せず、ほら話をするのが好きで、空論を並べ自分を引き立たせ、他人を見下し、いつも他人の欠点を見て、いつも自分が他人より優れていると考え、他人を評論するのが好きで、自分の不足を探すことを考えませんでした。たまに他人のよい話をしても、心の中で常に自分が他人よりもっと優れていると思っているのです。この執着心に動かされて、理性を失い、人を見下して満足感を感じることもあるのです。

 この変異した要素は心性の向上をひどく妨害するだけではなく、大法弟子の間の協力、師父を手伝って衆生を救い済度することにも直接影響を及ぼしています。この変異した要素は無私無我のレベルに遥かに遠く、自分が長年修煉してきたのに、まだこの執着心が残っているのは、本当に恥ずかしく汗をかいてしまいます。

 自我を放下することはとても難しいことです。もっと法を学び、正念を強くもち、着実に内へ向かって自分の不足を探し、悪い考えの習慣を転換し、謙虚になることで、この変異した物質を取り除くことができると思います。

 アメリカ人が子供を教育するとき、保育園のころから子供に他人を称賛することを教え始めます。称賛の言葉は数十種類もあるというのです。これは私たち修煉者にとって、大いに参考になります。他人の長所を見ることができるのは、他人を高い位置に置くことができるからです。修煉者は表面や方法にとどまらず、もっと心から根本的に改善し向上すべきです。

  間違っているところは指摘をお願いします。

  2009年7月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/10/204267.html

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