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セントルイス市議会:代価を惜しまず、人道に反する悪行を制止せよ

(明慧日本)中国共産党の法輪功への残酷な迫害は10年を経た。迫害に反対する法輪功修煉者の平和で理性的な活動で、ますます多くの人々が真相を知り、法輪功を支持し、共産党の暴行を譴責するようになった。

 2009年7月10日、セントルイス市議会は、本人の許可なく強制的に法輪功修煉者や他の人から生体臓器を摘出する蛮行を制止せよという決議を可決し、米国政府に呼びかけた。決議では、法輪功修煉者への迫害を停止せよ、と中国当局に要求し、「人間として、代価を惜しまず、必要な関心を寄せ、人道に反するテロ行為を制止する責任がある」と表明した。

                ミズーリ州セントルイス市
                     決議

  法輪功(または法輪大法という)は、「真・善・忍」に基づき、中国の伝統的な、高い次元の性命双修の功法であり、世界で100カ国以上の異なる年齢や異なる社会背景の人々が修煉している。

 1999年7月、中国の前主席が法輪功絶滅運動を起して以来、幾千幾万の法輪功修煉者は信仰のために拘禁され、迫害されている。

 前カナダ国会議員・デービッド・キルガー氏と人権弁護士・デービッド・マタス氏の独立調査報告書は、「中国で法輪功修煉者の身体から強制的に、大規模に臓器を摘出する行為はずっと存在しており、現在も続いている」という結論を下した。

 キルガー氏とマタス氏のレポートでは、「中国政府及び中国全土の多くの地域に分布している機関は、1999年来、おびただしい数の法輪功修煉者という良心犯を処刑した。彼らの重要な臓器である心臓、腎臓、肝臓と角膜は、ほぼ同時に強制的に摘出され、高額で外国人に販売されている。それらの外国人は自分の国では長い期間を待たないとドナーを見つけることができない」と報告されている。

 このような人道に反する恥知らずの生命を無視する蛮行に対して、場所に関係なく、その蛮行を譴責するのは自由民主の国の責任である。 

 人間として、代価を惜しまず、必要な関心を寄せ、人道に反するテロ行為を制止する責任がある。

 以上により、セントルイス市議会は,中国で起こっている法輪功修煉者や他の人から強制的に臓器を摘出する蛮行を制止するように、米国政府に呼びかけることを決議した。

 セントルイス市議会は、中国国家主席・胡錦濤及び中国政府は国際人権宣言と国際公民及び政治権利公約を守り、法輪功修煉者と他の信仰者への迫害を停止し、すべての良心犯を釈放するよう議案を決議した。

  2009年7月10日

 提案した議員は下記の通りである。

 20選挙区Craig Schmid
 市議会主席Lewis E. Reed
 9選挙区市議員Kenneth Ortmann
 13選挙区市議員Alfred Wessels Jr
 15選挙区市議員Jennifer Florida
 23選挙区市議員Joe Vacarro
 25選挙区市議員Shane Cohn

  提案は2009年7月10日に可決した。


 2009年7月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/14/204531.html