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上海市:年配の汪仁香さんは4回も迫害された

(明慧日本)上海市に住む法輪功修煉者・汪仁香さん(60歳前後女性)は2009年5月26日に普陀公安支局、長寿路警察署に強制連行され、不法に普陀留置場(柳園路555ー55号)に拘禁された。情報によると、汪さんは1年の実刑を言い渡されたという。

 汪仁香さんは普陀区昌化路944(正紅里)—15号103号室に住み、以前、耳に腫瘍ができて手術を行ったことがあり、さらにいろんな慢性疾患を患っていた。運よく法輪功に出会い、修煉し始めた後、身体が徐々に回復した。汪さんはいつも法輪功の基準に従い自分を要求し、率直で誠実な人になり、いつも黙々と手伝い、言い触らすこともなく、人に対して誠実で、同僚や近所でとても良い人になった。

 しかしこのような善良で寛大な汪さんが1999年に法輪功がいわれなく罪を着せられ、弾圧され始めたことから、汪さんは4回にわたって迫害を受け、獄中の人となった。こうして毎回受けたいわれのない迫害は汪さんの夫と娘に深い苦痛を与え、家族を心配して、いつも突然眠りを破られ、眠ることができない。

 汪さんが最初に迫害を受けたのは2000年6月で、不法に2年の労働教養処分を言い渡された。釈放されて間もなく2003年9月にまた不法に2年の労働教養を科され、上海女子労働教養所で、非人道的な苦しみを味わった。法輪功の信仰を放棄しないために、汪さんは警官に直立不動の姿勢を強制され(顔を壁に接するぐらい近づくよう要求されている)、朝の5時からずっと夜の11時まで立たされ、さらにトイレに行くことも制限され、警官は他の受刑者に殴打し罵るよう指示した。警官の蒋チクィオンは心理作戦を立て、法輪功の論理をねじ曲げ、修煉者に修煉を放棄するよう攻めた、さらに肉体的な苦しみを与え、年齢に関係なく、すべての人に過剰労働をさせ、毎日15〜16時間にも達した。多くの修煉者はこの魔のアジトで心身ともに極端な迫害を受け、迫害されて死亡した人もいる。

 汪さんは2005年に労働教養所から釈放された時、体重は40キロで、視力と聴力は大きく損傷し、その機能は大幅に低下していた。

 2008年8月、中共政権はオリンピックがうまく行くようにと、異議のある人を逮捕することを広く宣伝した。長寿路警察署は多くの警官を集め、善良な汪さんを1カ月拘禁した。この痩せて弱った老人を連行するために、数台のパトカーと、7、8人の警官を動員し、ドアを蹴ったり、こじ開けたりして、汪さんの家に侵入した。傍にいる多くの人々は「中共政権は法律を無視し、悪い人を逮捕できず、罪のない人ばかり逮捕する」と話した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年7月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/13/204457.html