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サンディエゴ:中国共産党の法輪功への10年の迫害を暴く(写真)

(明慧日本)2009年7月20日まで、中国共産党当局が発動した法輪功に対する残酷な迫害はすでに10年続いた。世界各地の法輪功修煉者は一連の活動で、中国共産党に虐殺された法輪功修煉者を追悼して、最も酷い人権迫害に関心を持ち、迫害を制止しようと人々に呼びかけた。7月11日、アメリカのカリフォルニア州サンディエゴの法輪功修煉者と支持者は、有名な景勝地のバルボア公園(Balboa Park)で一連の活動を催し、社会各界の理解を得た。また、現地の主なテレビ局Fox、KUSIは現場で取材を行った。

 
蝋燭に火を灯し、中国共産党に虐殺された法輪功修煉者を追悼

アメリカの民衆は署名をして、中国共産党の法輪功修煉者に対する迫害に反対

功法の練習

「7.20」10年の迫害制止活動の一つ、「強靱で不屈の精神」の絵画展

李健さんはサンディエゴの法輪大法学会を代表して集会で発言

7月11日、「7.20」10年の迫害制止活動を行なうカリフォルニア州サンディエゴの法輪功修煉者

集会の現場で、法輪功修煉者は「中国共産党を解体してこそ、迫害を停止できる」という横断幕を広げ、「強靱で不屈の精神」という絵画展を同じ場所で開催した。観光客が次から次へと足を止めて観覧し、多くの人は自分の名前で署名して法輪功修煉者の努力を支持した。

  全世界脱党支援センターの主席・高大維博士は、迫害されてから初めの2年で、法輪功修煉者は、大善大忍の精神に基づいて、中国共産党の統治機構に真相を伝え、良知を呼び覚まし、迫害政策を停止させようとしたが、迫害者は独断専行したと話す。法輪功修煉者は、世界各国の政府と世人に元凶の江沢民、羅幹、劉京、周永康などの罪行を暴き出した。

  高大維博士はまた、中国共産党の統治機関は独断専行して、絶えず迫害の政策を強めたため、2004年11月、大紀元時報は中国共産党の暴政の歴史と邪悪な本質を暴く『九評共産党』を発表し、中国共産党と関連組織からの脱退ブームを中国人民の中に巻き起こした。現在、5700万以上の中国人がすでに大紀元のウェブサイトを通して中国共産党の党、団、隊などの組織を脱退したと述べた。

  サンディエゴの法輪大法学会を代表して、李健さんは次のように発言した。「過去10年来、法輪功修煉者は迫害制止を求める努力を通して、世界各地にいる正義の人々の支持を勝ち取った。サンディエゴで、連邦、カリフォルニア州、サンディエゴ、市の多くの官吏はすべて異なる方式で法輪功修煉者に対して支持を与えた」

  李健さんはサンディエゴの法輪功修煉者と彼らの親族を代表して、かつて各種の異なる方式で法輪功に表彰、奨励を公布し、中国共産党の迫害を厳しく非難し、中国共産党に不法に拘禁された法輪功修煉者を助けた官吏に感謝した。

  かれらはアメリカ連邦下院議員Suzan Davis、 Duncan Hunter氏、Bob Filner氏、Darrell Issa氏、カリフォルニア州の上院議員Bill Morrow氏、カリフォルニア州の下院議員Mark Wyland氏、Shirley Horton氏、Chuck DeVore氏、サンディエゴの政治委員会、サンディエゴ市長Jerry Sanders氏、 サンディエゴ市の議員Donna Frye氏、その他、Randy Voepel市長、 Claude A. Bud Lewis市長、Encinitas市のMaggie Houlihan市長、Vista市のMorris Vance市長などの各氏である。

  人々は、中国共産党政権が世界平和を脅迫していることをはっきりと理解すべきで、その表面の「繁栄」と「進歩」に惑わされることなく、勇敢に人権を守り、「真・善・忍」の普遍的な価値を守るようにと李健さんは呼びかけた。

  集会では、かつて自ら迫害され、あるいは家族が迫害された3人の法輪功修煉者が自ら経験した悲惨な体験を述べた。

  生物学者の耿颯博士の妻は、法輪功を修煉したため2001年に不法に捕まえられ、2年後に河南の十八里川労働教養所で残虐に拷問されて死亡した。耿颯博士も何度も不法に拘禁され、残虐な拷問に苦しめられた。ある日、警官が強行して灌食をした時に、彼の歯はほとんどすべて打ち落とされた。

  大連の于萍さんは迫害され、家族が離散し肉親を失った。彼女の母は1999年から法輪功を修煉し始めたが、父は修煉しなかった。2002年、于萍さんの父は、妻が修煉を放棄しないため警察側の脅しを受けて、それから行方不明になり、3日間後、彼女の母は床板の上に意識不明になった夫を見つけたが、彼は二度と意識が戻らなかった。

  2007年夏、于萍さんの母は再度捕まえられ、2008年3月に不法に5年の刑を下され、現在刑務所の中にいて、体の状況はとても悪いと話し、于萍さんは声も立てずに泣いた。

 Joanna Wangさんの母は去年の9月にアメリカの親族を訪問する前に安徽国安に不法に逮捕され、労働教養の名義で1年間監禁された。

  于萍さんとJoanna Wangさんの母を救援するために、カリフォルニア州下院議員のChuck DeVore氏は先日中国政府に手紙を送り、于萍さんの母と、Joanna Wangさんの母を含む法輪功修煉者を助けるよう求めた。彼は「自由のために努力するのはすべてのアメリカ人の務めです」と言った。

  ベトナムのコミュニティから来たKimさんは、法輪功団体に敬服の意を表した。彼女は「法輪功修煉者が生命を放棄しても自分の信条を放棄しない精神は敬服に値します!」 中国共産党は中国人に災難をもたらすだけでなく、ベトナムの人民に災も難も持ってきた。善良な人は連合すべきで、中国共産党の邪悪な統治を終えさせようと述べた。

  夜7時、法輪功修煉者は蝋燭に火を灯し、座禅をして方形の陣をつくり、手に虐殺された法輪功修煉者の生前の写真を挙げて追悼した。絶えず観光客が参加し、法輪功修煉者のために祈った。

 2009年7月20日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/13/204439.html