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真相がより多くの人々に希望をもたらす


文/鄭岩

(明慧日本)2009年7月20日は、世界の法輪功修煉者が中共の迫害に反対し、真相を伝える10周年の記念日である。この十年は中共邪党、数多くの法輪功修煉者および社会各界が当初思いもしなかったもので、10年の歴程は真善忍の純正さを十分に証明でき、真善忍への信仰を打ち壊すことができないということは、皆が認めた事実である。

 1999年7.20、中共の首魁が個人の嫉妬と偏屈で法輪功への全面的な迫害を始めた。当時、彼は三ヶ月で法輪功を消滅すると公然と言いふらし、しかも名誉を汚し、経済を破綻させ、肉体を消滅させるという政策を打ち出した。江沢民は支配下のテレビ、ラジオ、新聞とインターネットなどのマスコミを利用して、軍隊、警察、私服警察、監獄、司法と外交などのあらゆる国家機器を使い、しかも半世紀を通して積んできた人間を迫害するあらゆる手段を用いて、真善忍を原則とする法輪功修煉者に対して残酷な迫害を始めた。当時、ほとんどあらゆる傍観者は皆が、法輪功修煉者の迫害に反対して真相を伝えることを卵が石にぶつかることとみなし、腕は太股をひねることができないと考えていた。

 10年が経ち、真相がだんだんと明らかになってきた。10年前に思っていた卵は、なるほど金剛だったのである。10年前に思っていた腕は、なるほど神の助けを得ているのである。10年来、法輪功修煉者が消沈することなく、逆により成熟し、より理性を持つようになり、真善忍への理解がより深くなり、法輪大法への信念をより固めるようになり、しかも法輪功修煉者の助けの下で5700万の中国民衆が中共邪悪の組織から離脱した。少なくとも世界人口の10分の1の民衆がこの迫害の邪悪さと残忍さを認識するようになった。これは、中共邪党の首魁が当初思いもしなかったことだろう。

 迫害の最初の日から、法輪功修煉者はこの迫害が失敗に終わるとはっきり分かっていたにもかかわらず、数多くの修煉者がこの迫害に反対する活動が10年かかると思っていなかった。中にわれわれの修煉の要素が入っているだけでなく、より高い天機がもたらしてきた変化も入っている。ともかく、この迫害でより多くの修煉者が中共の邪悪な本質をはっきり認識するようになり、中共を解体することは迫害をやめさせる唯一の道であるとよりはっきり分かるようになった。なぜなら、この迫害は単なる法輪功修煉者に対するものでなく、世界のあらゆる人間の道徳原則と精神価値を壊そうとしているからである。だからこそ、より多くの人々に真相を知ってもらうことは現在、法輪功修煉者がやらなければならない急務となっている。

 10年来、大量の真相が明慧ネット、法輪功修煉者の口を通して広がっている。しかし残念ながら、まだたくさんの人々が先入観のせいで中共の虚言に騙されて真相を理解できない。また、数多くの人々が利益の前、中共の暴政の前に真正面から法輪功を接触することを恐れている。そのほか、一部の人々が繁忙の毎日に追われて法輪功の真相を知る機会を逃している。どんなことがあろうとも、歴史の舞台は邪悪に用意したものでなく、より多くの人々が法輪功修煉者の伝えた真相の中から希望の道を見つけ、一人の生命にとって最も貴重なものを見つけることができるとわれわれは確信している。

 正邪両方とも予測できなかった10年が過ぎたが、歴史は新しい一ページを開いている。法輪功修煉者が今後より穏健的に、よりしっかりと修煉の道を歩んでいく。あらゆる法輪功修煉者は、自分をしっかりと修めるだけでなく、より幅広く法輪功の真相を伝えていく。この迫害を続けさせるにはいかない。この正邪の戦いは中共の解体と共に終点に向かうだろう。より多くの人々が真相を知った後に正義と善良を選ぶことになり、真相はより多くの人々に希望の道をもたらすことになるだろう。

 2009年7月20日


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/7/19/204747.html