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フィンランド:中国大使館前で10年にも及ぶ迫害の終結を呼びかける(写真)

(明慧日本)2009年7月17日、フィンランドの法輪功修煉者達は中国大使館の前に集まり、中国共産党当局からの10年にも及ぶ迫害を制止するよう呼びかける活動を行った。

フィンランドの中国大使館前で10年にも及ぶ迫害停止を呼びかける法輪功修煉者

 当日、法輪功修煉者は「法輪大法は素晴らしい」、「法輪功に10年にわたる迫害を止めせよう」、「天が中共を滅ぼし、脱党して平安を守る」などの横断幕を掲げ、大使館へビザ手続きのため往来する多くの人に資料を配布した。

 フィンランドの法輪功修煉者・アンナさんは、「1999年7.20、江沢民と共産党は互いに利用し合って1億人の法輪功修煉者への迫害を始めました。10年来、数千人の法輪功修煉者が迫害されて死亡しました。さらに、中共は暴利を貪るために、法輪功修煉者から臓器狩りを行なっています。これらの悪行に対して、法輪功修煉者達はずっと平和で理性を持って真相を伝えてきました。この迫害に関心を寄せ、迫害を制止するよう皆さんに呼びかけます」と語った。

 中国からやってきた藍麗さんは自ら受けた迫害について語った。彼女は3回連行され、「トラの椅子」や吊るし上げなどの拷問を受けたことがあり、同修が殴られて死んだ事件も目撃したという。「法輪功修煉者は誰もが自分が受けた迫害事実について1冊の本まで書けます。現在も毎日連行されている法輪功修煉者がいます。中国当局は人権を改善すると言っていますが、これは全くの虚言です」

 リューマチなど多くの病気を患い、終日薬を飲んで生活を送り、その後、法輪功を修煉して新しい人生が始まったという劉玉梅さんは、前後9回連行され、4回迫害されて命の危険に晒された。中国人が真相を知り、脱党して安全になってほしいと彼女は心から願っているという。また、彼女は、全世界が関心を寄せ、迫害を制止するよう呼びかけた。

 臓器狩りの事実が暴露された後、2006年の年初から、フィランドの法輪功修煉者は、風が吹いても雨が降っても、酷暑や厳寒にも関わらず、毎日中国大使館の前で呼びかけ活動をしている。多くの中国人はそこで真相を知り、中共の関連組織から脱退した。中共の邪悪な本質を知り始めた多くの外国人もいた。「いつまでこの活動を続けますか」と聞いたメディアもあったが、法輪功修煉者は「迫害が終わるまで」と答えた。

 背景:

 法輪功(ファルンゴン)は法輪大法(ファルンダーファ)あるいは大法ともよばれる。1992年5月より李洪志氏から伝えられた佛家の最上の修煉大法の法輪功は、「真・善・忍」を根本の指導とし、宇宙の働き合う原理にしたがって修煉を行っている。億万人の修煉の実践を通じて、法輪大法は大法であり大道であって、真に修煉する人を最も高い次元まで高めさせると同時に、社会の安定や人々の体と道徳基準を高めることに対しても、計り知れない良い作用も果たすことができたことを実証した。

 1999年「7.20」、中国共産党による全面的な法輪功迫害が始まり、全世界の法輪功修煉者の迫害制止、真相を伝える活動が行なわれ続けている。

 2009年7月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/21/204998.html