常に冷静な状態を保ち、正念で危険を脱する
(明慧日本)最近、私はいつもお昼に外で真相資料を貼っています。たまに常人に見られますが、大多数は何の反応もなく、時には真剣に真相資料を見ていました。だから、私はずっと自分のやり方が安全だと思いこみ、安全に十分気をつけていませんでした。先日、外で真相資料を貼っていた時、突然頑丈な中年男性が私のところに来て、貼ろうとしている真相資料を奪い、私を派出所まで無理やり連れて行こうとしました。彼の話し振りで、私は警察だと推測しましたが、怖くはありませんでした。
一、邪悪に従わない
中年男性は、私を脅迫して身分証を要求しました。この時、私は師父のお話が思い浮かびました。「たとえどのような環境にあっても、邪悪の要求や命令、指図には従わないでください」(『大法弟子の正念は威力あるものである』)私は彼の要求には従わず、彼をじっと見つめました。男は手を出して私を無理やり引っぱって派出所に連れて行こうとしました。「私はあなたに連行されない、派出所は大法弟子が行く所ではない」と正しい念を発しました。
この強健な男は、どのように力を使っても、やせて小柄な私を動かせませんでした。彼は私がヘルメットをかぶっているのを見て、道端に止まっているオートバイを指しながら「あのオートバイはおまえのだろう。オートバイに乗って行くぞ」と話しました。あのオートバイが私のものだと知ったら、もっと厄介な事になると思って、私は何も答えずにずっと彼を見ました。
二、慈悲の心理状態で真相を知らない人に応対する
私は彼に、「私はただあなた達に真相を分かって欲しいだけで、何の企みもありません」と話しました。すると彼は「それなら派出所に行って話せ」と話しました。
私は、この人が悪いことをして、悪の報いに遭う事を望みません。彼は私を引っ張って行けないなら、私を蹴ると脅しましたが、私は平静を保って「このように私に対応せず、このことについてゆっくり話しましょう」と話しました。
彼は私のオートバイのキーを奪い、私の弱みを掴んだと思い込んで、自分でオートバイのところまで行きました。私は彼と争わず、彼の後ろに付いてオートバイのところに行きました。
三、機敏に対応し、正念で危険を脱する
オートバイを止めた所のすぐ近くに十数メートルの階段があり、階段の両側に狭い斜め坂がありました。彼の不注意の隙を見て、私は迅速にオートバイの所に行きました。キーがなくて、起動しないままオートバイを坂まで押して下に向いて降りました。
滑る時は速度が速く、平地に着いてオートバイは倒れました。それで後部の荷台にあった真相資料が全部地面に落ちました。私は、「真相資料は衆生を救うもので浪費してはいけない」と思って、オートバイを止めて資料を拾いました。振り返ってあの中年男性を見たら、道端で先ほど奪った真相資料を見ているようで、私を追ってきませんでした。
家に帰って、師父の法像に合掌をしました。
私は正念で危険から脱しましたが、もう少しであの中年男性に悪口を吐くところでした。これも私に悪いところがあり、旧勢力に隙に乗じられたのかもしれません。私を危険な状態から救ってくださった師父のご加護に感謝しています。そして、あの中年男性が真相資料を読んで、理解し、救われることを望みます。
私は引き続き三つのことを行い、もっと多くの衆生を救います。
2009年7月22日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/7/18/204754.html)
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