直ちに同修の元神を呼び戻そう
文/中国ハルピン市の大法弟子
(明慧日本)近頃、地元で同修の元神が体から離れた事件が二回起こった。一つは適切に対処したため元神が肉体に戻った。一方、もう一つは適切な対応が取れなかったため同修の肉体は火葬された。この二つの出来事は、地元の同修の中でとても大きな反響を引き起こした。今後の教訓と戒めにするため、事件の様子をここで述べたい。
一つ目はつい先日、老年同修のAさんに「病業」の状態が表れて、深刻な時には「意識不明」の状態を呈した。何人かの同修がAさんを囲んで正念を発した時、天目が開いたある同修Bさんは、同修Aさんの元神が体を離れて宙に浮いているのを見た。そして元神は密林の中にある墓の近くに来ており、徐々に降りて、墓の中に入ろうとした。Bさんはすぐ大きな声で「Aさん!あなたは大法弟子なので、あそこはあなたの行くべき所ではありません。行ってはいけません。早く帰って来てください」と叫んだ。そのおかげでAさんの元神は前に進まずに止まった。結局、元神が戻ってきた。Aさんは「意識不明」の状態から目を開いた。今、Aさんは法を学び、煉功したり、正念を発したりすることもできる。
もう一つは、同修Cさんにも深刻な「病業」の状態が現れた。近所に住む同修たちはCさんを囲んで正念を発したが、Cさんの呼吸は停止した。家族(法輪功修煉者ではない)は「120救急救命センター」を呼んだ。検査が終わって「心肺停止」と告げられた。家族はCさんの体を葬儀場に送った。これは昼12時以降の事だった。夕方6時、天目が開いた同修Dさんが正念を発していた時、死んだはずのCさんが、「私の体は?これはどういうことですか?」と、Dさんに聞いてきたのを天目で見た。Dさんは、Cさんの寝床が空いているのが見えたので、「私も分かりません」と答えた。その時、Dさんはとても緊張して、すぐ目を開いて時刻を見たら、ちょうど6時10分(発正念後)だった。同修Dさんは直ちにある同修に電話をかけてこの事を教えた。そして二人とも、これはDさんの主元神が帰って来て肉体を探しているのだと気づいた。しかし残念なことに、その先のことまで考えずに放っておいた。
しかし、Dさんは一晩中ぐっすり眠れなかった。目を閉じたら同修Cさんが彼女の目の前に現れて「私の体は?これはどういうことですか?」と彼女に問い詰めるのが見えた。翌日、Dさんはこの事を周囲の他の同修に伝えたら、皆もCさんの主元神が帰って来て肉体を探しているのだと思った。しかし、どうすれば良いのかが分からなくて、手の施しようがないため、同修Cさんの肉体が火葬されるのを見届けるしかなかった。
その後、「その時、もしCさんの名前を呼びながら彼女の元神を葬儀場まで案内したら、あるいは彼女に肉体は某葬儀場にあることを教え、元神が肉体を見つけて肉体に戻っていたなら、Cさんは蘇ったかもしれない」と話す同修もいた。
最も肝心なことは、どうすれば良いか分からない時、師父に聞くべきだ!
こんな出来事が起きた後、よくできていなかった所に対して私達は以下のように反省すべき点をまとめた。
一つ目は、大法の法理に対する理解が曖昧である。
問題が突然現れた時、周囲の同修は迷っていて、迅速な判断を下すことができなかった。当事者(同修Cさん)は主意識での修煉を強化して、肉体を離れないように正念で元神を落ち着かせなければいけない。そうすると、たとえ一時的に意識を失っても元神が肉体を離れるまでには至らないと思う。いずれにせよ、法理に対しての理解が足りないからだ。法を多く学ぶことこそ、何かが起きた時にも、落ちついて対処でき、困惑しなくなるのだ。
二つ目は、このような事に遭った時、直ちに他の同修と連絡を取り、家族にもちゃんと説明して、一緒に適切な対応をとることである。
三つ目は、もっと師父を信じ大法を堅信しなければいけない。緊急の時に、師父がおっしゃった「佛法無辺」のことを忘れて、孤立無援の常人状態に陥ったのでは駄目なのだ。
四つ目は、現在の情勢の中、大法弟子が一丸にならなければいけないことは一刻も猶予できない事である。師父が残して下さった修煉環境は、私達にとって絶対不可欠な環境なのだが、その点を我々がよくできておらず、漏れがあったことは旧勢力が同修の命を奪うことができた一つの原因ではないかと思う。
以上、不適切なところがあれば同修の慈悲なるご叱正を仰ぎます。
2009年7月25日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/23/205117.html)
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