日本明慧
■印刷版   

残された修煉の道を勇猛邁進する


文/中国唐山地区の大法弟子

(明慧日本)私は今年で57歳になる無学な農村部在住の女性大法弟子で、大法を修煉して10年になります。修煉の道程は順風満帆とは言えないのですが、思い返せばそれなりに切実な修煉の中での体得がありましたのでそれを書き出してみます。それは自分を実証するのではなく、大法の素晴らしさを実証し、師父の慈悲なる済度への感謝の気持ちと、大法の真相が分かり、命を救われた人々に代わって師父に感謝するという意味でも、自分の今までの修煉体験を師父と同修に報告したいと思います。

  一、幸運にも大法と出会い、修煉を始めることが出来た

  私は1998年に修煉を始めました。以前は胃の病気、婦人病、不眠症、腰痛、脚の腫瘍などを患っていました。長年にわたり服薬、注射、点滴やあらゆる民間治療法を受けて、経済的な損失を蒙っただけでなく、痛い思いにも耐えてきました。修煉し始めてからは長年にわたり自分を苦しめてきた病魔が消え、身体が軽やかになり、農作業をするときにも疲れを感じることなく、心も穏やかになり、以前と比べれば生まれ変わったように、どんな苦でも嘗めることが出来るようになりました。その苦は苦では無いと思えるようになり、修煉できることをとても幸せに感じています。

  1998年の冬、初めて病業を浄化されるときは腰痛のため、衣服を着ることも困難でしたが、その時、自分が修煉者であることを自覚していました。『転法輪』を読み続け、師父の「わたしはここで病気治療の話をしませんし、病気治療などもしません。しかし、本当に修煉をしようとする人の身体に、病気があっては修煉できるわけがありません。ですからわたしは身体を浄化してあげなければなりません」「どうしてあげたらよいのでしょうか? われわれは、高い次元をめざす修煉ができるように、その身体を浄化してあげなければなりません。最も低い次元で修煉する際には、身体を完全に浄化する過程があります。つまり、頭の中の良くない考えや、身体のまわりの業力によってできた場、身体に不健康をきたす要素などを、全部きれいに取り除くということです。それを取り除かなければ、このような真っ黒な身体と、汚(けが)れた考えを持っていたのでは、どうやって高い次元をめざして修煉ができるでしょうか?」(『転法輪』)という法を学び、学法と煉功を休まず続けました。常人に勧められた薬を無視し、病気だと認めず、起きあがれない時には寝たままで学法しました。師父が私の体を浄化してくださっていることを確信し、師と法を固く信じて、10日ぐらい経った時、起きあがれるようになって治ったのです。

  1988年の冬に再び病業を浄化される時には高熱でした。修煉する前、同様に高熱を出したことがあり、当地にある病院に入院し2日間点滴しましたが、熱が下がらず、県にある病院に移って4日間の治療を受けましたが、やはり熱が下がらず、今度は唐山市にある総合病院に移り、17日間入院し治療を受けました。治療費は合計1千元以上かかってしまったのです。私はこの度も師父が私の業力を浄化してくださっていると分かっていましたので、心が動じることなく、薬も飲まず、治療もせず、結果として3日で治りました。

  ニ、大法の真相を伝え、大法の加護で奇跡が起きる

  正法の進展に伴い、大法弟子は衆生を救い済度するため、真相を伝え、反迫害の活動を行っています。

  2005年の夏、私は親戚や友人に真相を理解してもらうため、大法のお守りをあげていました。そのお守りを持っていた人たちには奇跡が起きていました。以下に数例を挙げて同修と交流したいと思います。

  その一つは、私が息子の彼女に真相を伝えたのちお守りを手渡しました。息子の彼女はその夜に見た夢を翌日私に教えてくれました。「夢の中で数人の和尚が三蔵法師を迫害していた」とのことでした。私の悟りでは「和尚は『邪悪』の代表であり、三蔵法師は『修煉者』(仏法伝導者)であり、邪悪の中共(中国共産党のこと)は法輪功修煉者(全宇宙の正法の徒)を迫害している。その罪は許されるものではないことを夢の中で啓示してくださった」という悟りを息子と彼女に伝えました。この夢の話を通して更に真相を伝えることが出来ました。

  二つ目は、三番目の義理の弟嫁に真相を伝え、大法のお守りを手渡し「法輪大法はすばらしい、『真・善・忍』が素晴らしい」と信じる人は、私たちの師父が救い済度してくださる」と言うことを伝えました。弟の嫁も「この話を信じる」と言いました。弟の嫁は「その夜に夢の中である人が迎えに来て、ヘリコプターに乗って天に昇った」と言うのです。

  三つ目は、親戚の人に真相を伝えたのち、大法のお守りを手渡しました。常に「法輪大法は素晴らしい、『真・善・忍』はすばらしい」と念じるように云いました。後に親戚の息子は脳内出血で倒れ2回の手術を受けましたが、2回目の手術の時に血圧も測れない状態に陥り、医者は「もう助からない」と宣告しました。数日間生死の境をさ迷っていた息子は意識を取り戻し、日に日によくなり、何一つ後遺症も残らず退院したのです。医者は「この事については説明不可能だ」と言いました。その後、親戚はわざわざお礼に訪れ「法輪大法は素晴らしい、『真・善・忍』がすばらしい」を念じたおかけだというのです。私は「息子さんを救ったのは私ではなく、私たちの師父がしてくださったのです。お礼を言うなら私たちの師父に感謝してください」と返事したのでした。

  四つ目は、4番目の義理の弟嫁に大法のお守りを渡した後の話でした。やはり「法輪大法がすばらしい、『真・善・忍』が素晴らしい」と、常に覚えておくように話しました。そして、家族3人の三退も済ませたのです。昨年の秋、人を雇い果樹園の果物を摘み取る作業中に枝が折れ、その人は3メートルもある高所から落ちたのです。周りの人は恐怖のあまり立ちすくみ、生命の危機に陥るのではないかと考えていたようでした。しかし、その人は地面から立ち上がり服についた土をはたき、かすり傷一つなく何もなかったように仕事に戻ったのです。その場に居た人々はこの奇跡的な出来事に驚いたようでした。その後、4番目の義理の弟の嫁がこの出来事を私に話し、なぜなのかと聞いてきたのです。「それは私たちの師父が助けてあげたのは間違いないと思います。それもあなたが真相を理解したからです」といってあげました。

  三、トラブルと出遭ったときには、内に向けて探す

  師父の『オーストラリア学習者に法を説く』のビデオを見たのち、「大法弟子は問題が生じたら、内に向けて探す」ということが私の脳裏に鮮明に残りました。だからトラブルに出遭った時、自分に責任があるか否かではなく、無条件で内に向けて探し、間違いなく自分が取り除くべき執着心があることを自覚しなければならないのです。

  私の姑は81歳になり、先日病気で寝込んでしまい、私は義理の弟嫁3人と順番に看病していました。私は適切な治療法を考え、皆に提案したのですが、4番目の義理の弟嫁は反対し、自分が提案した治療法が最も良いと言い出し、誰の意見も聞かずに勝手に進めていました。その後私に会っても見向きもしないだけでなく、憎んでいるような表情をしていました。そこで「問題に出遭ったときは内に向けて探し、矛盾が発生したときも自分を探す」という法理が脳裏をよこぎりました。この度の私のやり方は間違っていません。では何故矛盾が生じたのでしょうか? 間違いなく自分の「よくない心」を取り除くためだと思いました。それではどの心がよくなかったかについて探してみました。それは姑に早く治ってほしいと焦る心、もう一つは4番目の義理の弟嫁を責める心、恨む心があったからです。内に向けて探したことによりその執着心を見つけ取り除くことが出来ました。師父がよく仰っている「修煉者は常人と争わず、修煉者は常人の中で修煉し、常人の心を取り除く」という法理について更なる理解を深めたのです。

  四、最後に

  実はこの体得を書くとき、自分の修煉は同修より遅れていると感じ、師父の要求を満たさず、法の基準に達していないことが分かりました。私は10年以上も修煉してきました。しかし、師父にこの程度の答案しか提出することが出来ません。自分としては情けなく思います。自分は劣等性であること、修煉についていかれないこと、レベルを下げたこと、新しい学習者にも及ばないことなどが分かったことは、今後の修煉でがんばることにきっとプラスになると思います。これからは師父が按排してくださった修煉の道を正しく歩み、師父の慈悲なる済度の中で、大法に基づいて修煉において勇猛邁進し、円満成就しなければなりません。なぜならば私たちは修煉者なのですから、常人社会に戻ることは出来ないからです。

  師父に感謝し、大法に感謝します。合掌!

  2009年7月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/28/203529.html