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孫小軍さんは浙江第四刑務所の迫害により生命の危機に陥る

(明慧日本)浙江省富陽市の法輪功修煉者・孫小軍さん(32)は、何度も不法な拘禁、労働教養、判決を下されたことがある。臨平市第四刑務所で迫害により生命の危機に陥り、2009年6月30日、家に戻された。食べ物や飲み物を摂取することが出来ず、排泄はベッド上でする状態で、現在生命の危険に晒されている。

  2007年6月5日、富陽市の「610弁公室」、警察、浙江省公安庁は、職場で仕事中の孫さんを連行し、富陽市留置場に不法に拘禁した。2008年1月17日、4年6カ月の服役刑という不法な判決を下した。孫さんは以前、すでに2年の不法な労働教養処分をを受けたことがあった。

 2008年5月14日、臨平市第四刑務所に送られ、1年以上にわたり残酷な拷問を加えられ、体が耐え切れなくなった孫さんは、続いて刑務所の中の病院で苦しめられた。元の体重は65キロもあり健康そのものだった若者は、迫害されて35キロにまで痩せ細った。

 家族は臨平市第四刑務所に治療のため仮釈放を何度も申請していたが、ことごとく無視された。刑務所は責任逃れのため生命の危機に陥った孫さんを釈放したが、警察は孫さんが健康を取り戻し、真相を伝えられると都合が悪いと思い、孫さんを再び収容し、第六人民病院に閉じ込めた。毎日不明の薬物を注射し、孫さんは意識が朦朧となり、自立できなくなり、トイレにも行けなくなった。

  家族の仮釈放の要求を無視した公安庁は、医者に対し「家に戻した場合、他の法輪功修煉者と連絡を取った時、あなたは責任をもてるのか?」と脅した。医者は「私生活も自立出来ず、話も出来ない、ガリガリに痩せて、息をするのが精いっぱいの人間がどうやって他の修煉者と連絡を取るのか?」 と聞き返した。

  医者の話を聞いて孫さんはもう長く生きられないと判断した公安庁の役人らは、孫さんの釈放を許可した。2009年6月30日、家に戻った孫さんは意味不明な言葉を話し、母親は昼夜、付きっきりで看病している。

  孫さんは修煉する以前は病人であった。煉功し始めてからは健康を取り戻し、生まれ変わったように生き生きとしていた。1999年7. 20、法輪功は迫害に遭い、孫さんは自分が修煉している法輪功は正法であることを政府に陳情するため、北京の天安門広場を訪れた。そのとき私服の警官に連行され、地元の警察に引き渡され、610弁公室の指示により富陽市留置場に不法に収監された。

  2000年7月24日、富陽市警察、610弁公室、検察院、裁判所の不法な判決を受け、2年の刑を科せられた。この2年間に孫さんに修煉を諦めさせようと拷問が続けられ、耐え切れなくなった孫さんは自分の意志に反して、いわゆる「転向書」に署名した。釈放された後、自分が犯した間違いを補おうとして人一倍真相を伝えていた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年7月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/16/204647.html