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吉林省大安市:会社の元経理担当者が迫害され死亡

(明慧日本)吉林省大安市の法輪功修煉者・範義昌さん(69歳男性)は、大安市刑務所で迫害されて死亡した。2009年7月22日朝6時頃、警官や610弁公室、スパイなどにより、厳密に封鎖された状態の中で、遺体が火葬された。

 範義昌さんは、大安市の砂糖と酒造会社の経理担当者だった。範さんは以前、脳梗塞に罹ったことがある。彼は法輪功を修煉してから全身の病気がなくなり、とても健康になった。正直で、善良な性格になり、彼にかかわった警官・陳亜民も、彼は良い人だと認めるほどだった。

 2009年3月15日の朝、範義昌さんは街を歩いていた時、突然、陳亜民を含む十数人の警官に蹴っ飛ばされ、不法に連行された。大安市刑務所の警官は、範さんが「天が中国共産党を滅ぼす、共産党から脱退するというスローガンを書いた」と言いがかりをつけて、強制的に家宅捜査をした。範さんの妻は、家宅を捜査しに来た警官に脅され、恐怖心により精神に異状をきたした。範さんの妻は、毎日街をさまようようになり、家に帰る道も分からなくなっていた。町の人々は「老人さえも迫害するなんて・・共産党は本当に邪悪だ。あんなに良い人だったのに、家庭が崩壊するなんて」と言った。国内外の正義ある人々が全力で範義昌さんを救援したため、範さんは不法に監禁されてから1カ月後に釈放された。

 しかし数日後、国保大隊の警官・陳亜民らは、再び範義昌さんを密かに連行し、「審判する」と言った。陳亜民は蛮行が暴露されることを恐れ、範さんの家族に、「もしこの事を他の修煉者に伝えれば、重刑を下す」と脅した。これが、今まで範さんの家族が真相を言えないことの理由だった。範さんは大安市刑務所で不法に判決を下され、まだ実刑を言い渡される前に死亡した。詳しい状況については、まだ調査されていない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年7月27日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/7/26/205312.html