■日本明慧
http://jp.minghui.org/2009/07/27/mh271467.html
10年目の「7.20」を迎え、英国議会広場に集まった正義の声(写真)
(明慧日本)2009年7月20日、英国の法輪功修煉者は、議会ビルとビッグベンに近い議会広場で集会を行い、中国共産党による法輪功迫害を制止するよう呼びかけた。この活動は、英国政府要人と民衆の支持を得た。
英国議会広場で、煉功と拷問の実演を表現する法輪功修煉者たち
英国議会広場で、ロウソクの下で迫害により死亡した法輪功修煉者を悼む
署名をして中国共産党による法輪功迫害を譴責する人々
その場で法輪功を学ぼうとする人々
この特別な日に、法輪功修煉者の活動は、朝9時から夜11時10分まで続いた。議会広場で最も注目を集めたのは、ビッグベンの音ではなく、法輪功修煉者の伝えた真相と「中国共産党が解体することこそ、迫害を停止させる唯一の方法だ」という正義の声であった。
議会広場を通過する人たちは、みんな足を止めて法輪功修煉者の活動に注目し、横断幕の写真を撮った。
数人の法輪功修煉者が、黄色の煉功服を着て法輪功動作をアピールした。そのそばで、数人の修煉者は、中国大陸の法輪功修煉者たちが共産党の拷問を受ける場面を模擬実演で表現した。
迫害で死亡した3200人以上の法輪功修煉者の写真で飾られた真相壁は、多数の往来する人々を惹きつけた。ある修煉者は、活動の始めから終わりまでずっと真相資料を配りながら迫害に反対する署名を集めた。
議会広場付近は、ロンドンの観光名所で、終日にぎやかな所である。世界各地から来た観光客と正装の政府要人らは、法輪功を支持し、迫害に反対すると表明した。また、その場で煉功を学びたいと希望する人もいた。
昼ごろ、法輪功修煉者は、議会広場で記者会見を行った。法輪功修煉者の楊安妮さんは、中国共産党からの迫害を受けた自らの経歴を話した。その他、ヨーロッパ議会議員のジェラ‐ド・バッテン(Gerard Batten)氏、英国議会議員のトム・ブレーク(Tom Brake)氏とデービッド・バロウズ(David Burrowes)氏、非政府組織代表兼在英中国民主運動家の許毅博士と邵江さん、世界脱党大連盟代表の李桂華博士なども発言した。
その他にも、数人の議員が手紙を送り今回の活動を支持した。彼らは、法輪功の1999年7月20日以来の平和な活動を支持し、理解を表明した。そして中国共産党の人権侵害を譴責した。
ヨーロッパ議会議員のGerard Batten氏:中国共産党は最も残酷な政権であり、長くは続かない
ヨーロッパ議会議員のGerard Batten氏
Gerard Batten氏は、彼の支持者のある選民が法輪功修煉者であるため、2004年から法輪功の迫害真相を理解していた。彼はすでに『九評共産党』を読んだという。
彼は議会広場での発言で「なぜ法輪功は中国で迫害されているのでしょうか? 回答は非常に簡単です。法輪功修煉者らは『真、善、忍』を信仰しますが、これは中国共産党の嘘と暴力とは相反するからです」と話した。
「中国共産党は、共産党の歴史上でも最も残酷な暴政を行っています。これが今まで生き残っている原因かも知れません。しかし、人類の精神はいつまでも破壊されることはできません。」
「共産党は根本的に邪悪なものです。基本的人権の追及に違反しています。法輪功のように共産党に対して『NO』と言えるには勇気が必要です。拷問と監禁、そして死の危険を前にしても信仰を貫く勇気は、我々自由世界の人々に想像できるものではありません」
「たくさんの人が立ち上がりました。より多くの人がその後を継ぐでしょう。たくさんの人が共産党に反対する時、共産党は崩壊します」
英国議会議員のバロウズ氏:迫害を続ける事は許せない
英国議会議員のデービッド・バロウズ氏(左)と彼の選挙地盤の法輪功修煉者
英国議会議員のデービッド・バロウズ((David Burrowes)氏も集会現場に現れた。「本日は、ここにおいて法輪功に対する支持を表明します。私は中国共産党の人権侵害、臓器狩りと法輪功迫害に対してよく知っています」
「迫害がいまだ10年間も続いているのは許せません。1年、1ヶ月、いや1日でも迫害が存在することは許せません。我々は最善を尽くして、来年は法輪功修煉者が迫害停止を呼びかける活動を行わないですむよう頑張るべきです」
在英中国民主運動家の許毅さん:中国共産党が解体することこそ、迫害を停止させる唯一の方法だ
在英中国民主運動家の許毅さん
在英中国民主運動家兼、英国脱党大連盟メンバーの許毅博士も集会で発言した。「中国共産党が解体することこそ、迫害を停止させる唯一の方法です。法輪功に対する迫害はまだ続くでしょう。そして新しい迫害も続々生まれると思います。例えば、チベット、ウィグルなど、すでに避けることができません。予測できないのは新しい迫害の発生場所です。迫害を続けることが共産党の本質です」
西の空が暗くなると、法輪功修煉者はロウソクに火をつけて、中国共産党によって迫害され死亡した3200人の中国大陸修煉者を悼んだ。ビッグベンが2009年7月20日の最後の音を鳴らす時、法輪功修煉者たちの迫害を制止するという決心はさらに堅くなった。
2009年7月27日
(中国語:
http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/23/205161.html
)
明慧ネット:jp.minghui.org